小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

【開催報告】世界の小豆食べ比べパーティー ヌーボー編

【開催報告】世界の小豆食べ比べパーティー ヌーボー編

小豆には、日本の伝統と、健康の、両方が詰まっている。
この2つのストーリーを、いかに語りつくすかが、今後、日本も含めた世界中で、美味しい小豆を食べたいと願う消費者を増やすための鍵になるということを強く感じさせてくれた会でした。

2019年11月30日(土)東京 五反田の会場に、31名もの方がお集まりいただき、とても濃い2時間をみなさまとすごさせていただきました。

第1部 食べ比べパーティー

世界から集まった8種類の小豆がそろいました。
新豆が間にあった種類の小豆については、新豆と旧豆を別のものとして含めたので、全11種類のお皿で、ブラインド・クイズ大会です。

ご提供した11種の小豆は次のとおりです。

☆北海道 十勝産 きたろまん 2019
☆北海道 十勝産 きたろまん 2018
☆北海道 十勝産 幸福小豆 2019
☆北海道 十勝産 幸福小豆 2018
☆北海道 十勝産 エリモ小豆 2019
☆北海道 十勝産 エリモ小豆 2018
☆長野県 丹波大納言 2019
☆北海道 とよみ大納言
☆フランス産 オーガニック小豆
☆カナダ産 小豆
☆北海道産 豊祝 2019

さらに、それぞれの小豆について、「茹でただけ」のものと、「加糖したもの」の、2種類をご用意しました。
日本人のわたしたちには、茹でただけの小豆だけでは判別がつきにくいのではおもい、砂糖でほんのり甘くしたバージョンもおつけすることで、ブラインド・クイズのヒントになればと考えたためです。

なので、最終的には、22皿の小豆を、みなさん黙々とブラインド・テイストしていただきました。

結果発表では、今回は、4種類を当てた方が、1等賞の景品「発酵あずき」を持ち帰られました。

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第2部はいろんな小豆菓子をたべながら情報交換

第1部の結果発表ではぜんぜん当たらなかったという方も、半分ほどおられましたが、ワイワイと第二部に突入。

歓談の合間に、せっかく小豆好きが集まったということで、食べ比べの感想等をお一人づつお聞きしてみました。

・自分の中には小豆というただ一つの分類しかなかったけれども、今日来てみて、並んだお皿を最初に見て、こんなに小豆の種類があるのだということにまず驚きました。また食べてみて、大きさ、硬さ、皮の具合、口の中での溶け方、香りや、旨味など、すべてが全然違うというのも分かりました。今日はとっても勉強になりました。

・こういうところで話すのは申し訳ないのですが、実は、私は、小さい頃からあんこが嫌いでした。思い起こしてみると、すごく甘い大福を食べた時に、口の中が気持ち悪く感じて、それ以降、餡は嫌いと自分で思い込んでいたためです。最近になって、主人が森田農場さんの小豆を取り寄せて、ホットクックで炊くようになり、これ美味しいよ食べてみてと言って、どんどん私の概念を壊してきてたんです。その主人に連れられて今日まいりました。来てみたら、ゆでただけの小豆の味ってこんなにゆたかで、小豆をゆでただけでも甘いものだったんだと、知りました。

・同一条件で炊くとそれぞれの豆の違いがより際立っていたように思います。今度は、それぞれの小豆の良さを引き出す炊き方をしたもので食べ比べもおいしいかなと思いました。

・いつも使っている、森田農場さんのきたろまんだけ、クイズで当てることができて嬉しかったです。

・砂糖を入れて甘くするとすごく味が化ける豆もあって、茹でただけの小豆と加糖の小豆も比べられたのが、面白かったです。

小豆のポテンシャルを引き出す方法

会場には、小豆をフランスに輸出されている森田農場(株式会社A-netファーム十勝)さんの、社長様、専務様もおこしいただき、さらに、輸出エクスポでご一緒だった日本の伝統食をドイツに輸出される会社の社長様もご一緒だったことから、海外の小豆を食べたことがない人に、どう小豆をめしあがっていただくかという話しもたくさんでました。

フランスにお住まいで一時帰国されているなかでご参加いただいた方が、小豆や餡は日本人にはなくてはならない、無いと禁断症状がでる食べ物だというお話しをされていました。

そんな日本人の心にしみこんでいる、伝統食としての小豆の紹介は、とても有効という話題も。

また、前回の時もそうだったのですが茹でた小豆を大量に召し上がっていただいく会でしたので、茹でた小豆そのもののおいしさに感化される方がいく人もおられました。

小豆を甘くしないで、料理として展開する方法の方が、小豆のポテンシャルをより活かすのではないか。
伝統とは関係がなく、まったく新しい人に、アプローチしていけるのではないかという提案をくださる方もいらっしゃいました。

また、第2部でワインと羊羹とのペアリングもご紹介していたことから、 小豆の渋みを旨味として生かし小豆の食べ方をご提案するには、小豆料理とワインとのペアリングもピッタリではというご感想も。

また日持ちがしないという点に注目し、小豆はそもそも生鮮食品なんだという点を強調した食べ方提案はどうかというご感想も。

森田農場(株式会社A-netファーム十勝)さんの新しい小豆製品「発酵あずき」を試食で提供いただいていたのもあって、小豆は、発酵と組んで世界にでてゆくのがいいのでは、というご提案も。

医療関係の方もいく人かご参加頂いていており、小豆の食物繊維がごぼうの5倍というお話しや、ポリフェノールがワインの3倍もあるという、多彩な栄養素があることについてもお話しすると、健康にいい食べ物としてもっと広がると思う、という風にもおっしゃって頂いていました。

試作でお出しした、グルテンフリー・ビーガンの新作小豆菓子についても、様々に商品開発の方向についてアイデアをいただきありがとうございました。

最後に

小豆を、ワインや、紅茶、米などのように、自分の好みの味を消費者が選べる世界をつくりたいと願って、「世界の小豆食べ比べパーティー」を今年、2度にわたっておこなってきました。

・小豆にはいろんな種類があるそれぞれの味は全然違う

このことは、ご参加いただいた皆様にも伝わったようです。

会の運営方法などをさらにブラッシュアップし、できれば年に一度のペースでこの「世界の小豆食べ比べ」を継続開催してゆき、小豆を、価格ではなく味で選んでいただける方が増える世界にしてゆくことを目指していきたいです。

謝辞】

共催いただいた、森田農場(株式会社A-netファーム十勝)さん
きたろまん種の小豆の提供だけでなく、会の企画から準備もいっしょにすすめていただけ、また、小豆製品「小豆茶」「発酵あずき」の試食試飲のご提供をいただき、さらには北海道十勝から会場まで来て頂いてありがとうございました。

長野産丹波大納言をご提供いただいた まなべ農園さん
ありがとうございました。
ご感想もおよせくださり、ありがとうございます。

会の運営・進行をお手伝いいたたいた皆様にも感謝を
あゆこさん、Eriさん、ゆかさん、ゆきこさん、さとるさん

ABOUT THE AUTHOR

Azuki編集部編集長和田 美香
むくみやだるさで仕事も子育ても苦しかったとき、小豆玄米ごはんや、オリジナルの小豆シリアルを毎日食べることで、調子をとりもどす経験をする。もともと美容業界で働いていており、内面から輝く美容には、毎日の食も大切と実感していたことから、小豆のよさを世界の女性に伝える大使としてAzuki.tokyoの活動を始める。
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