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デンマークでの小豆教室の話を聞こう♪

みなもとの前で哉帆さん囲んで記念撮影

デンマーク留学中、小豆教室を開催した高橋哉帆さんをゲストスピーカーに迎え
イベント「デンマークでの小豆教室の話を聞こう」を開催しました。

高橋哉帆さんとは

「食と農業」への興味からデンマークへ交換留学

高橋哉帆さんは国際基督教大学(ICU)4年生、人類学を専攻しておられます。
2017年8月から1年間、デンマーク第二の都市オーフスに交換留学されていました。

ゲストスピーカーの高橋哉帆さんがお話されている様子
ゲストスピーカーの高橋哉帆さん
小豆ピアスをつけた高橋哉帆さんの横顔
お気に入りの小豆ピアスをつけてきたくださいました

日本ではあまり馴染みのないデンマーク。
「なぜデンマーク?」と思われた方もいらっしゃるのでは。

デンマークは農業先進国なのです。
有機農業も盛んで、普通の食品との価格差もわずか1,2割。
フードロス(食品廃棄)を4年間で25%削減させた実績もあり、
国を挙げて農業を推進しています。

食や農業に関心をもっていた哉帆さん。
このような経緯がありデンマーク留学に至ったのでした。

農業への思いを強くした千葉での農業体験
農業への思いを強くした千葉での農業体験、左が哉帆さん。(写真提供:高橋哉帆さん)

クラウドファンディングで小豆教室の費用を資金調達

そんな哉帆さんとAzuki編集部 編集長 和田との出会いは
Campfireでのクラウドファンディングでした。

「デンマークで小豆ワークショップを開催するために
クラウドファンディングしている学生さんがいるの~♡」
ということで、連絡を取り、今回のイベントにつながったのでした。

資金調達した資金は、ワークショップでの食材費や会場費に充てたそうです。

デンマークでの小豆教室

デンマークにて4回の小豆ワークショップを開催

きっかけはフードフィルムフェスティバル( Food Film Festival)でした。
偶然なのか運命なのか、
フードフィルムフェスティバル 最初の上映映画が「おはぎ」という日本映画だったのです。

「私もおはぎつくれますよ! 和菓子のワークショップできますよ‼」
と、ワークショップを開催することに。

映画上映会とおはぎ上映会の様子
哉帆さんが企画した映画上映会とおはぎワークショップの様子 (写真提供:高橋哉帆さん)

 

デンマークでは日本の食文化への関心高く、
通算4回のワークショップを開催しました。

参加者は、日本食に興味があるひと、発酵食品(味噌など)に興味があるひと、
国際交流や食文化に興味のある哉帆さんご友人と様々です。

ワークショップは、映画上映会と料理体験の2部構成。

あんこを炊くのは時間がかかるので、テレビ料理番組のように、
①ゼロからつくるあんこ、②ある程度仕込みをしたあんこ、
と2種類準備をして、あんこづくりの全工程を理解してもらおうと努めたそうです。

どら焼きつくりには、ホットケーキミックスを使用。
おもちをつくるのに日本米は準備できないので
アジアンマーケットでライスプディングを買ってきて、
と創意工夫を重ねていったのでした。

茶道とおはぎのワークショップの様子
茶道とおはぎのワークショップの様子 (写真提供:高橋哉帆さん)

海外ならではの苦労話

「ここで調理してね」といって連れてこられた会場が、
IHヒーターやホットプレートだったこともあったそうです。

小豆を煮るために、火力が強くて火の強さも目視で確認できるガス火を使用したいのですが、
デンマークではIHヒーターが一般的。
目に見えないIHヒーターでの火力調整は難しく、
ホットプレートでは全然火力が足りません。

同じ建物内の別キッチンのコンロを借りて、
時間短縮のため、なくなく強火であんこを煮詰めたこともあったそうです。

甘い豆「あんこ」へのデンマーク人の反応

「甘い豆」を食べる習慣がないデンマーク人、ヨーロッパ人の反応は十人十色です。

「おいしいね」というひともいれば、「おもしろいね」というひとも。
「おもしろいね」というひとは、大概「味は好みではない」というニュアンスを含んでいるようです。

哉帆さんが見た海外

質疑応答も盛り上がりました!!私も迷わず質問!

1点目は、「デンマークの食」
勝手な偏見ですが、ヨーロッパの中でごはんがおいしいのは南側のラテン系、
フィンランド料理は「めちゃくちゃまずい」と聞いたことがあったので、
隣国デンマークの食が気になっていました。

・日本よりは食のバリエーション少ない
・じゃがいも・ライ麦パンが主食で、豚肉をよく食べる。
・ノルウェーに近いが、サーモンは高い。サーモンよりもニシンの酢漬けをよく食べた
・朝、昼は火を使わず食べれる冷たいもの・簡単なもの(パンやオートミールなど)を食べ、
夜に温かいものを食べる

交換留学生に囲まれて生活していたので、
意識してデンマーク料理を食べに行ったそうです。

2つ目の質問は、「日本食はデンマークでどのように認知されているのか」です。
ひとによっては、まだ日本に侍がいると思い込んでる人もいますからね〜。

やはり寿司を見かけることが一番多いそうです。
それも、日本人ではなく現地の方が経営しているお店。
デンマーク第二の都市オーフスでも、いくつかお店があったそうです。
あとはラーメン。
それ以外の日本人に接する機会はほとんどなかったようです。

和菓子にも触れることは皆無ですよね。
ワークショップの中でも、
日本食には興味はあるけども和菓子、おはぎなんて全く知らないので、
日本の伝統行事の背景と合わせてご説明されたそうです。

哉帆さんを囲んで
哉帆さんを囲んで小豆・和菓子について話が盛り上がりました

あとがき

「食や農業を軸に」
「食べものはコミュニケーションツール」
「やっぱり私はあずきが好きだから」

と語る哉帆さん。交換留学に続き、これから大学を休学して新たなステージに進まれます。

会場となったみなもとのご主人からも、
フランス・プロヴァンスにどらやきを焼きに行った話を伺いました。

「将来、フランスでどら焼き屋をやりたい!」
と熱く語ってくださいました。
(みなもとの大福、どらやきが食べられなくなるのが困ります‼)

みなもとの田舎ぜんざい
みなもとの田舎ぜんざいをいただきながらお話伺いました

これからの小豆・高橋哉帆 さん・みなもとご主人の活躍に注目、期待しています‼

みなもとの前で哉帆さん囲んで記念撮影
みなもとの前で哉帆さん囲んで記念撮影
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パリであんこ実演試食を提供されたお話を伺いました

「最初に出会った和菓子が、その人の和菓子になっちゃうからね」

今回は東京 矢口渡にある和菓子店「みなもと」までお邪魔して、azuki編集部とあんこ好き有志が
「みなもと」の菓子職人でいらっしゃる岩崎  様にパリで開催された「小豆のアトリエ」のお話を伺いました。
今回で2回目になる「小豆のアトリエ」は北海道十勝の小豆生産者である森田農場様が、パリで日本の小豆をご紹介するために
開催されているイベントです。
このあんこが、その人の人生最初に出会ったあんこになるという重みを感じながらの
実演された岩崎様のお話でした。

現地で多くのパティシエやシェフが参加された「小豆のアトリエ」は
2時間半という短い時間での実演において、小豆を炊いて、あんこにして、どら焼きにまで仕立てて
提供され、小豆を味わって頂くイベントでした。
ところがやはり勝手が違い、小豆を羊羹にするには時間が足りず、饅頭にするには蒸し器が揃わずといことで、
どら焼きにしてはみたものの、ホットプレートの温度調節もままならず、水も硬水でなので軟水を準備したりとご提供にもご苦労があったようです。
日本から持って行っていたガスコンロとフライパンで一口サイズのどら焼きを焼かれたそうです。
現地に行ってみないと、分からないものですね。

日頃から岩崎様は、現地に行ってみること、経験すること、試して見ること、やりたいと思ったことは口に出しておっしゃることにしているそうです。
口に出さなければ欲しい気持ちは伝わらないし、ひょっとしたら聞けばあったかもしれないのに、
口にしなかったせいで手に入らなかったりするかもしれないよ。
日本人は遠慮しすぎなんじゃないだろうか?

岩崎様はそうやって、ご自身が経験を積まれると同時に、和菓子の経験を与える側として技術を積んでこられたのですね。

今回、岩崎様はパリのシェフやパティシエの方々に最高の小豆でつくるどら焼きで
おいしさを伝えられたことをうれしく感じられたそうです。
最高の小豆でつくるあんこの和菓子のおいしさを伝えられるのは、長年の経験と技量をお持ちの本物のの和菓子職人の方にしか
出来ません。

日本の和菓子はまだまだ、世界においしさを伝えきれてないように思います。
本物の小豆のおいしさを伝えられる岩崎様のような和菓子職人の方が、海外で実演してくださることによって
本物の小豆との出会いがひとつでも多く生まれることを願ってやみません。
岩崎様 貴重なお話をありがとうございました。

和菓子処 「みなもと」 facebook

森田農場(株式会社A-netファーム十勝)
URL http://www.azukilife.com/

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静謐さのなかで仕事をしていた祖父の背中を思い出すきんつば

なおこさんが主宰されたワインとあさりを楽しむ会の、会場装飾は、海がテーマでした。

きんつばが大好きという、埼玉にお住まいの尚子さん。
どうして和菓子のなかできんつばが一番好きなの?とお聞きしたら、大好きだった、もう亡くなってしまった祖父を思い出すから、と語ってくれました。
きんつばにこめられた尚子さんの想い出をおききしたら、でも、それだけではなかったのですね。

尚子さんがいま取り組んでおられることに通じることもにもきづかされました。

おじいさまへの想いは、ありたい自分をかたちづくるための要素として、地脈をとおるようにお爺様からうけついでおられですね。
好きな和菓子には、好きな人への想いだけでなく、極めてゆきたい目指したい自分にもつながってゆくお話し、そんなきんつばのお話し、ご紹介します。

おじいさまのこと

尚子さんのお爺様は、神道の神主さんでした。

尚子さんが10歳になるまでの小さいころにお爺様はなくなられるのだそうですが、記憶の中では、神主の白装束を来てお仕事しておられるお爺様のお姿がうかぶそうです。
とくに、和紙でお守りをつくるために、きちんと座り、静謐な空気のなかで、すっと紙を切る音だけがするお姿。
白装束姿の紙を切るそのお姿を思い出すと、尚子さんは、尊敬の念と、すっと紙を切るカッコよさへのあこがれの念が、いまでも湧いてくるのだとか。

なおこさんのこと

尚子さんはいま、パーティーコーディネーターとして、ペーパーデコレーションやお料理をてがけておられます。
紙で、パーティー用のプレイマットを装飾したり、会場を盛り立てたりから、お料理まで、パーティーの雰囲気をすべてまるっと盛り立てて準備してくださるお仕事です。

また、ペーパーデコレーションは、特別なときに使うものだけでなく、紙で毎日の生活の気持ちを盛り立てる小道具をつくってもおられます。
声をかけられたイベントで紙技を披露されるだけでなく、自ら装飾したいデコレーションのイメージをゼロからつくるイベントも立ち上げはじめておられます。

そんな尚子さんから、「紙をすっと切る祖父の後姿が格好良かった」とお話しおききしたとき、お爺様への尊敬が、憧れになり、目標にかわっておられるのを知りました。

きんつばが好きなお話しをおききしたら、目指しておられる道の目標にまでたどりつく。
尚子さんが好きなきんつばは、想い出をつなぐだけでなく、これからの未来の尚子さんをつくる、目標もいっしょに抱いて存在しつづける象徴なんですね。

あとから、きんつばのどういうところをお爺様がすきだったか、お婆様からお聞きしたそうです。
すると、羊羹ほど甘さがくどくなく、でも、小豆が詰まった端正な食べ物だから、という理由だったとか。

和菓子の思い出の過去と未来

尚子さんは、すっとした端正なたたずまいの方です。
お爺様がすきだった和菓子のきんつばの味がそのまま、生き方にもなっておられるのだなあと、取材後にきづかされました。
幾重にも重なるきんつばに込められた想いが、過去から未来に活きているお話し、尚子さんの象徴をお聞かせいただき、ありがとうございます。

取材日 2017/5/16

和菓子の思い出シリーズ

なおこさんが主宰されたワインとあさりを楽しむ会の、会場装飾は、海がテーマでした。
なおこさんが主宰されたワインとあさりを楽しむ会の、会場装飾は、海がテーマでした。
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希望をつなぐスイーツあずき

次世代の希望を、チームでそだてる和スイーツ一家物語に、あずきちゃんと、もなかちゃんも登場してくれる日、待ち遠しいです。

小豆を世界にプロジェクトの、編集長 和田美香です。

あずきこめられたあなたの象徴はなんですか?
インタビューシリーズ2回目は、あずきちゃんと、もなかちゃんの、お母さん 小倉美穂さんです。

インタビューさせていただいた美穂さんは、村田美穂さんのお名前でお仕事されてます。チームイノベーション代表取締役でもあられます。
インタビューさせていただいた美穂さんは、村田美穂さんのお名前でお仕事されてます。チームイノベーション代表取締役でもあられます。

お嬢様のお名前が、あずきさんと、もなかさんとお聞きした時、どんな和菓子にまつわるお話しをお聞きできるのかと想像していました。
でも違いました。
あずきと、もなか、それぞれのお名前に込められた未来は、地球全体をつつみこむ、とても壮大なユートピアを築くプロジェクトでした

 

あずかった希望としてのあずき

 

お子さんの名前をあずきちゃんにされたのは、教育哲学がご専門だった、美穂さんの思いが込められています。

「子供は預かった希望だ」と感じとり、お子さんの名前を、「あずかった希望」にしようと決めたとか。
「あずかった希望」から文字をとり、お名前を、あずきにしたのだそうです。

「あずかった希望」は、モンテッソーリの著作から得た、子供を私物化しない見方を体現し、「私たちが家族がモンテッソーリからバトンを受け継ぐ」という意思も体現しているのだそうです。

モンテッソーリは、教育哲学理論の中で、子供の発見者として有名な教育者です。

子供は、大人の小さい版ではなく、子供なりの世界をもっている。
今、私たちが存在することで、子供は次世代を築いてゆきます。
どんな未来を築くのかは、子供を育てるチームとしての家族が、未来を、そして子供を作っていく。
であれば、チームとしての家族のありかたそのものを、あずかった未来からの希望として子供に接してゆく環境をととのえる場にしよう。
親は、自分の所有するものとしての子育てをするのではなく、子供をどんな未来に送り出したいのか、そのためにどんな環境をつくって関わればいいのかを考えるべきものという考えが美穂さんに強くあったそうです。
自分は、子供をとりまく環境としてあるという立ち位置を、いつも心がけるによにしよう。
それを思い出すアイコンにして、あずかった希望を育てるプロフェッショナル養育者として自分の位置づけをいつも忘れずいようと決めたそうです。

あずきちゃんという、おこさまの名前は、お子様をとおした、家族のありかたや、子育てを「環境づくり」と考える、美穂さん自身の行動のアイコンになっているのですね。

 

ありのままのワクワク

 

お二人目の女の子は、もなかちゃんです。

スイーツのもなかは、最中と漢字で書きます。
最中と書くと、真っ最中という意味にもなります。
今そこにいる真ん中に、ありのまま、そのままでいいんだよということを伝えたい。
今その存在の真ん中で、華やかでただワクワクしているし続けていてほしい。
そしてただ真ん中でワクワクする存在から、幸せを周りに広げてほしい、そんな深い意味がこもっているそうです

あずかった希望として子供を家族やチームで育てる環境をすでに整えたなかに、二人目のもなかちゃんが来てくれたことで、子供を親の所有物としての考えから、ただありのままを受け入れ、手放す子育てへと、子育ての考えへの変化もこめられているそうです。

次世代の希望を、チームでそだてる和スイーツ一家物語に、あずきちゃんと、もなかちゃんも登場してくれる日、待ち遠しいです。
次世代の希望を、チームでそだてる和スイーツ一家物語に、あずきちゃんと、もなかちゃんも登場してくれる日、待ち遠しいです。

平成のサザエさん一家

お子さんの名前に、子育てのありかたについての考えを象徴させた美穂さん。
教育哲学の専門家であられたことや、コーチングを伝えておられるご経験から、子育てを、家族や地域で、チームですることで、女性の生き方そのものを応援し、誰もが生きやすい世界を築く手助けをしたいとも考えておられます。

お母さん一人が、子育てを担うこれまでの、教育論や、子育て支援の在り方を超えて、家族で、チームで子育てしてゆくことをひろげる。
そうすることで、女性の活躍の場を広げ、自分らしくキラキラ生きる女性が増える。
そうすれば、男性女性という枠を超え、大人子供という枠を超え、みんなが生きやすい世の中へとかわるきっかけになれる。

美穂さんは、そんなダイバーシティーの実現を、和菓子をみたら思い出してもらえるような、象徴にしたいとも語っていただきました。

子育てを、家族や、チームで担い、環境を整えることを伝える象徴として、和菓子に通じる小倉家のお子様のお名前も貢献できるというアイデアです。

和スイーツの名をもつ一家が、ダイバーシティをつくってゆく礎となる、新しい家族像・子育て像のお話しをひろげる中心にもなってゆきたいと語っていただきました。

たとえば、こんな風に。
サザエさんの磯野家は、すべて海や魚の名前でなりたっています。
主人公は、専業主婦のサザエさん。
家を守り、子供を育てる像を、わたしたち日本人のなかに無意識にうえ、再生産しています。
でも、ここで、新しく、和スイーツの小倉家を主人公にして、平成のいまに合った女性を主人公にした家族像や、子育て像をつたえることができたら、無意識に「女性が子育てすべき」と内面化された言葉をのりこえてゆけるのでは、という考えからです。

お子さん含めて、女性の無限の可能性を思い出すアイコンとして、小倉あずきちゃんと、もなかちゃんの家族がある。
平成の磯野家として、次世代スイーツ一家の小倉家が塗り替え、活動していきたいと考えを、おききしていてわたしもワクワクしました。

平和な理想の家族として描かれている磯野家ですが、そんな、無意識に女性像をつくる装置になっているとはきづいていませんでした。
家を守るおかあさんというお話しをつくりかえ、和スイーツ一家の小倉家がそれを現代版にしてゆく。
おじいちゃんおばあちゃんとも住んでいない、働くおかあさん。
お父さんと協力して、地域とともに子育てする家族。
そんな今の平成の家族の現場がこんなに素敵で楽しく、らくちん、ということを伝えたいというのが、平成版スイーツサザエさん版を思い描く、美穂さんの未来のおおきなビジョンだそうです。

働く女性や家族をもっとラクにする新しいストーリーを思い出すアイコンになってゆくための、磯野家を超えるあたらしいスイーツ一家という考え。

楽しく共に話し合って決めていくんだよと言う世界を新しく提示し,新しい日本の次世代を、ファミリーチームビルディングでつくってゆくんだという希望をつたえてゆく。

お話しをうかがっていて、サザエさんにかわって、子供やわたしたちの無意識に新しいモデル像があずきちゃんと、もなかちゃんをとおして、心にしみこむ日がほんとうにすぐそこにあるような感覚になりました。

和スイーツをみると、「次世代のファミリーチームビルディング」を思い出すぐらいに、磯野家のストーリーを深化させ、進化させていきたい、と語っていただく世界が実現したら、和菓子を受け入れる世界がさらに広がるとも感じました。

 

神様から預かった宝石

穀物としての小豆は、赤いダイヤともいわれます。
小豆も、土壌を整え、成長を手助けする農作業によって、赤い宝石にそだってゆきます。
そして、その小豆を植えると、また次の世代に小豆として芽がでてきます。

穀物としての小豆も、預かった希望を象徴する子供たちも、次の世代をつくってゆく点は共通しています。

美穂さんは、コーチングで、組織を楽しくワクワクするものに変える支援を企業に提供されています。

美穂さんのお話しを聞きしていて、目指しておられる世界は、コーチングを越えた、未来からあたえられた使命をいまに実現しておられるお姿でした。

未来から預かった夢に近づいていくために、いま行動する。
そしてその理想を作り上げていく夢への過程は、自分だけじゃなく、家族やチームみんなで共に手を携えて笑顔で夢を実現させていく。
女性も男性も役割ではなく、自分自身の本当にワクワクすることに気が付いて「自分の強み」で社会に貢献していくことは、次世代のもっとも効率のいいみんなにとって幸せな生き方であると思うんですと、力強くお話されているお姿から、わたしははっとさせられました。

子育ては、自分を殺して行うような印象がまだまだ強いです。
そうではなく、預かった宝石を育てるためには、自分も内面からワクワクし輝いているのがまず大切。

しかも、自分を輝かせてくれるのは、誰かではない。
自分が自分を磨き、輝かせたほうが楽しい!

そして輝く者同士として、自分たちも子供と相互作用もたらしてゆく存在になったら最高!

そんな理想の世界は、なんと自由でのびのびした、まさに宝石のようにキラキラがまぶしい世界でしょう。

そんな宝石のような希望の象徴としての、あずき。

小豆をみたら、和スイーツをみたら、新しい家族像を思い出す。
小豆が、そんな、自立した者同士の相互作用の象徴になるストーリーを、わたしも心から応援したいと思います。

 

最後に、和菓子店、和スイーツメーカーさんへ

小豆をみたら、新しい家族像を思い出す。
象徴としての小豆を、どこかの菓子店さんや、菓子メーカーさんが、おもしろいとおもってくださらないかと、美穂さんも、和田もさがしはじめているところです。
和菓子店さん、和スイーツをつくるメーカーさん、みなさまのブランドを、未来のあたらしい女性像、家族像をつくる力にひきあげるアイコンとなっていただけることに興味あられたら、ぜひご連絡をおまちしております。

最後に。

美穂さんが率いる、会社のご紹介

株式会社チームイノベーション
http://teammks.xsrv.jp/
コーチングで生産性の高い組織になる、御社の独自資源からチーム戦略を引き出す、ただひとつのプログラムを提供中です。

インタビューさせていただいた美穂さんは、村田美穂さんのお名前でお仕事されてます。

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大切な友人から勧めてもらった濃い赤紫色の食べ物のおかげで、家族のつながりができました

はじめて甘い黒いものをたべるときの気持ちをおしえていただきました

あんばんが好きです。

僕が、はじめてあんぱんを食べたのは、いまからおよそ20年前のことです。

日本人のまみこさんとロンドンでお付き合いしていて、日本にいるまみこさんのお義母さんに、パートナーとしてご挨拶にあがったときのことでした。
まみこさんのお義母さんは、日本語も話せない、日本の食べ物のこともよく知らない男に、娘を嫁がせるのはとても不安で心配だったと思います。
そんななか、お義母さんがおもてなしくださった最後に、あんぱんがでてきました。
お義母さんは、僕があんこの食べ方をしっていたことが、とても印象深かったそうです。
あんぱんを食べることができたことで、イギリス人の僕も、日本人のお義母さんとつながることができたと感じています。

あの大切な場面で、僕が育った環境ではまったく奇妙な色のお菓子を、うん大丈夫、と、食べることができたのは、僕の大切な友人のおかげです。

それは、まみこさんと知り合うよりも、さらに数年前のことです。
学会で初めて日本を訪れたとき、僕の友人でありメンターが、家庭料理でもてなしてくれました。
すしや、さしみ、てんぷらなど、知っている日本料理で歓待してくれたあと、奥さんが、ちょっと待っててねと、キッチンの奥から、見知らぬ変わった食べ物を運んできてくれたのです。
それは、濃い赤紫色の、どちらかというと黒っぽいもので、形は四角いものでした。

初めて見るものでした。
これを、細い棒切れで、小さく切って食べると教わりました。

色も形も、僕には、とっても奇妙な食べ物に見えました。

とまどいました。

でも、教わったとおり、棒で切って、小さいかけらを口に入れてみました。

ほんのりと甘い味でした。

さらっとした口あたりでした。

うん、まあ、大丈夫、僕も食べることができる、というのがそのときの感想でした。

いまでは、僕のなかであんぱんは、イギリスの伝統菓子プディングや、タルトタタンと並んで、好きな菓子になっています。
パンと小豆餡だけというスッキリさらりとした味わいで、二日酔いのあとでも胃にもたれない軽い甘さと風味が気に入っています。

メンターにみちびかれ小豆菓子を体験したおかげで、僕はまみこさんのお義母さんとつながることができ、そしていま、まみこさんと一緒に過ごす時間を持つことができています。

59歳 医師  ロンドン在住イギリス人の男性
2016年10月11日 神奈川県相模原市内にてインタビュー

撮影執筆 和田美香

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あんぱんは、べたつかず、ローコレステロールなのが好きです

あんぱんと、缶コーヒーが、セットでお気に入りなのだとか。

あんぱんが好きなロンドン子です。

僕がアンパンを好きな理由は、2つあります。

ひとつは、便利だからです。

手で持っても、べたつかず、食べやすいです。
そして、どこのコンビニや売店でも置いてあって、探すのに困りません。
字が読めなくても、 パンコーナーのなかの形をみただけで、 これがあんぱんだ、とわかります。
もし、自分でみつけられなかったとしても、日本語ができない僕でも、店員さんにただ「あんぱんはどこですか」とさえ聞けば、かならずおしえてもらえます。
そのうえ、ビニール袋に入っているので、ポケットやかばんに入れても持ち運べる気軽さがあるからです。

もうひとつは、安心だからです。

日本であんぱんさえ知っていれば、まず安心なんです。
さしみや、すし以外の、僕が見知っておいしいと思う馴染みの日本食以外の、知らない食べ物が日本にはたくさんあります。
日本語がわからないから、いろいろ質問したり、パッケージの裏の食品成分表を読むことができません。
そんななかで、お腹が減ってすぐになにか食べたいときに、ローコレステロールで、僕にとってアレルギーがでない食べ物を探すときは、とにかくあんぱんなら大丈夫という安心感があるのです。

いま、日本とロンドンを、年に3度ほど往復する生活を送っています。
日本からロンドンにかえるとき、成田に向かう駅売店やコンビニ、空港で、あんぱんをいつも買っています。

59歳 医師  ロンドン在住イギリス人の男性
2016年10月11日 神奈川県相模原市内にてインタビュー

執筆 撮影 和田美香