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老松の月餅 香果餅

毎度のことながら、デパ地下の和菓子売場をうろついていたら、老松さんの売り場で「月餅」の文字を見つけました。げっぺい…??

「これ、月餅ってあの、中華菓子の…?」思わず駆け寄って店員さんに聞いてみます。
「はい。ドライフルーツを混ぜ込んだあんこの周りに、そぼろをつけて焼いています。京風です」
京風。
「で、あんこは何あんですか?」
「白あんと、粒あんが使われています」
「ください!」
「ありがとうございます」

あんことドライフルーツで中華菓子で京風。これは、試さずにはいられません。香果餅、と書いて「こうかもち」と読むそうです。月餅と言えば秋のイメージですが、販売時期を尋ねてみたら「通年です」とのこと。ちなみに、人気ナンバーワン、とキャプションが貼ってありました。何の人気だったかな…??(笑)

さて、早速食べてみます。大きさはちょっと大ぶりなクッキーくらいです。手で割ってみると、ほろりとしていながらしっとりとしています。中には沢山のドライフルーツが見えてます。

老松さんのサイトを見ると、このお菓子はドライフルーツを混ぜ込んだ白あんを小豆の粒あんで包んで、そぼろ状の生地をつけて焼いたもの、とあります。この「そぼろ状の生地」というのは、材料に小麦粉や砂糖、バターや鶏卵が使われていることから、ケーキやクッキーといった洋菓子の生地であるようです。確かに食感はしっとりしたクッキー。

食べてみると、はじめはやはり、洋菓子の風味です。が、そのあとにあんこの甘みが、なんというか口の中でマーブル状に、そぼろ生地と交じり合いながら感じられます。べたっと来る甘みではなく、軽やか。そしてそこに、ドライフルーツの酸味がアクセントとしてやってくるのです!あ、これはパイナップル。これはレーズン、おお、オレンジピールも!!という風に。フルーツは食感としてのアクセントにもなっていて、これは楽しい!!あんことドライフルーツ、合いますね!!

どこが京風なのか…?と考えてみましたが、一般的な月餅はドライフルーツではなくナッツが入っていて、皮もそぼろではないですね。おそらく、老松さんオリジナルの月餅だから京風、そして何より、味わいが中国の物よりずっとあっさりしているから京風、という事なのかなと思いました。

とにもかくにも、和洋中が一緒になって楽しめる、複雑でいながらよくまとまった、豊かで贅沢な楽しいお菓子でした。今回は日本茶をあわせましたが、中国茶でもきっと美味しいだろうなと思います。

老松(北野店)

住所 : 京都市上京区北野上七軒
電話 : 075-463-3050
FAX : 075-463-3051
http://oimatu.co.jp/

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北海道産ホクホクあずきをたっぷり巻き込んだおやつパン

パンを焼くのが好きです。

パン生地の何とも言えない柔らかさと弾力がまるで赤ちゃんの肌のようで、時間をかけてゆっくり

育てていくところが子育てに似ているように思え、赤ちゃんだった子供が大人になっていくのを

見守る感じとパン作りが重なるのです。

いまは時短、簡単、便利を求める世の中になってきましたが、パン作りをしていると時にはゆっくり

時間をかけて向き合うことの大切さを感じたり。

子育てに近道がないのと同じで、パン作りもゆったりとした気持ちで気長に育っていくのを待つと

いうのが必要なのかもしれませんね♪それが実は難しいのですが(笑)

今日は大好きな北海道産のホクホクあずきをたっぷり巻き込んだパンを作りました。

北海道の十勝にある森田農場さんhttps://www.azukilife.com/

のホクホクあずきは口に入れるとその名の通りホクホクとした食感と噛みしめるたびに

ほんのり甘くて、あずき本来の美味しさを存分に楽しめます。

一緒にはちみつで煮たりんごとクリームチーズの角切りを入れておやつや朝食にぴったりのパンに

なりました。

そしてパンを焼くときに欠かすことのできない酵母は白神こだま酵母を使っています。

天然酵母は種起しに時間がかかりますが、白神こだま酵母はぬるま湯に溶かしてすぐに使えます。

世界自然遺産の白神山地から発見された野生の酵母。

扱い方が難しくなく、そしてふんわりと柔らかく焼きあがるのでパン作り初心者にもお勧めです。

アツアツをどうぞ召し上がれ!

 <ホクホクあずきのおやつパン 16個分>

強力粉 320g

米粉* 80g(薄力粉でもOK)

きび砂糖 大さじ2

塩 小さじ2弱

白神こだま酵母 小さじ2

酵母を溶かすためのぬるま湯 (30~35℃) 大さじ4

ぬるま湯(30~35℃) 180ml~200ml

豆乳 60ml

バター(室温においておく) 30g

 

りんご1個

はちみつ 大さじ1

水 大さじ2

 

クリームチーズ 約50g

ゆで小豆(ホクホクあずきの甘さほんのりを使用) 90g

 

<作り方>

①酵母にぬるま湯(30~35℃)を加えてそのまま2~3分おいて、使う前に

スプーンでよくかき混ぜてダマのない状態にする。

②強力粉、米粉、砂糖、塩に溶かした酵母とぬるま湯、豆乳を加える。

ぬるま湯は時期によって必要な水分量が変わってくるので最初から全部入れずに

様子を見ながら足していく。

(バターが後で入るのでこの段階でべたべたにし過ぎない)

③台の上で5分ぐらい捏ねる。

④5分間軽くラップをかけて生地を休ませたあと、バターを2,3回に分けて加え

15分ぐらい捏ねる。

バターを生地の内側に混ぜ込んでいきます。最初はかなりべたべたしますが我慢!

⑤生地がなめらかになったら丸めてボールに入れ、ボールの表面に軽くラップをして

30℃で50~60分一次発酵させます。

⑥1次発酵の間に中に入れる具を準備する。

りんごの皮をむき、5mmぐらいの厚さのくし切りにしてはちみつと水を加えて

しんなりするまで煮詰めておく。

りんごとはちみつ、水をいれて爪楊枝がすっと入るくらいまで煮ます。

 

クリームチーズを1センチぐらいの角切りに切っておく。

左からホクホクあずき、クリームチーズの角切り、はちみつで煮たりんご
森田農場さんのホクホクあずき。味付けなしと甘さほんのりの2種類。そのまま食べても本当に美味しいです!

⑦一次発酵が終了して生地が倍ぐらいの大きさに膨らんだら、生地を2等分にして丸め

なおして15分休ませる。(**残り半分は冷凍保存できます。下記参照)

表面が乾かないように軽くラップをして休ませる。

成長してる!

⑧生地のひとつをめん棒で20×25㎝まで伸ばす。

手前と後ろを3㎝ぐらいを避けて全体にホクホクあずき、クリームチーズ、煮ておいたりんご

をまんべんなく置いて、巻き終わりをしっかりつまんで生地を閉じて形を整える。

具が沢山入っていると巻き込むのが難しそうであれば具の量を少し減らして調整してください。
閉じ目を下にして巻き上げたところ。横からこぼれてきたら具をぐっと中に押し込んでください。

⑨生地の閉じた方を下にして、包丁で8等分に切ります。

切り口を上にして、30℃で50~60分2次発酵させます。

発酵中に表面が乾かないように水を入れたスプレーで軽く霧吹きしてから

ラップをふわっと乗せる。

ここまで来たらあと一息!

⑩2次発酵が終了したらオーブンを180℃に予熱しておき、つやが欲しい場合は

溶き卵を刷毛でぬる。

卵はなくてもOKですが塗った方が焼き上がりがきれいです。

⑪180℃で16分~20分焼いたら出来上がり。

表面に焦げ目がつくまで焼いた方が美味しく見えます。

アツアツを食べるのがのが美味しいけれど、余ったら冷凍保存して温め直してもOKです♪

 

*米粉を使うともちっとした食感が出るので使っていますが、生地をまとめるのが

少し難しくなるので、パン作り初心者の方は米粉を薄力粉に変えて作った方が

作りやすいと思います。

 

**生地は2倍の分量(16個分)出来上がりますので、1度に16個も作るのが大変な

場合は半分を1次発酵終了後にそっとラップに包んでから保存袋に入れて、冷凍保存し

(1週間ぐらいOK)焼きたいときに自然解凍して(室温20~25℃)2次発酵から続きを

行うということもできます。

残りは中身に好きなものを入れて焼いてもいいですし、丸くまるめて丸パンとしても焼けます。

一度に沢山焼けない場合などはお試しください。

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イギリスのとっても甘いスイーツ「ファッジ」を和風にアレンジ

知人のお家で食べたイギリスのお菓子FUDGE(ファッジ)が美味しくて、粒あんを使った

和風のファッジを作ってみました。

ファッジは見た目がキャラメルのようですがキャラメルとは異なります。

キャラメルのように歯にくっつく感じはなくホロっとした食感で、キャラメルみたいな

濃厚な味が口いっぱいに広がるお菓子です。

ファッジは調べてみたら材料がとてもシンプル。

使っているのは砂糖、バター、練乳、牛乳ぐらいです。

その材料をお鍋でしっかり煮詰めて型に流して冷やすだけ。

イギリスのお菓子はパリのお菓子のような見た目の豪華さはないけれど素朴で美味しい

お菓子があります。

本場のファッジは身震いするほど甘いものも(笑)でもその甘さが旅先で疲れた体を元気に

してくれるのです。

今回は最後にきなこと抹茶をまぶしてみました。見た目は和菓子っぽいですが、食べると

小豆とちょっぴり洋菓子的で濃厚な味が両方楽しめます。

どこかで食べたことがあるようなないような味と食感です。

小豆の美味しさを味わえるように通常のファッジよりも砂糖を少なめにしました。

珈琲や紅茶、日本茶にも合いますが、一粒だけと思いながらついつい止まらなくなって

しまうので要注意です♪

一粒で元気が出そうなお菓子、皆様の好きなお菓子の一つになると嬉しいです。

 

<和風ファッジ ひと口サイズ24個分>

粒あん(市販のでもOK) 100g

きび砂糖 50g

バター 30g

コンデンスミルク 50g

牛乳 50ml

 

きなこ 適宜

抹茶  適宜

 

<作り方>

①鍋に砂糖、バター、コンデンスミルク、牛乳を入れて火にかける。

5分ぐらい加熱すると、鍋の底から生地が離れてくるようになるので、鍋の底が焦げない

ように木べらで混ぜながら弱火から中火の間で加熱し続ける。

一度火から下ろして粒あんを加え、再度2~3分木べらで混ぜながら加熱する。

②型や器、タッパーなどにクッキングシートを敷いて生地を流して表面を 滑らかにする。

急いでいるときは冷蔵庫で冷やし固める。室温でも固まります。

③固まったら包丁で好きな大きさにカットする。

手で形を整えながらきなこと抹茶をまぶして出来上がり。

冷蔵庫に入れて保存すると固くなりますが、室温に少し置いておくと柔らかくなります。

小豆ってどんな素材とも相性が合うので本当に万能選手ですね。

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スコットランドの人たちにも食べてもらいたい「あずきのショートブレッド」

ショートブレッドという焼き菓子をご存じでしょうか?

スコットランドで中世から食べられているというショートブレッド。

長方形、丸形、菊形など形は様々。スコットランドのウォーカー社のショートブレッドは赤い

タータンチェック柄の包みに入っていて、日本のお店でもよく目にすることができます。

ショートはサクサクとした軽い食感のことで、ショート・ブレッドと二つの言葉を合わせてクッキー

のような軽い食感の焼き菓子のことを言います。

口に入れるとバターの香りがふわっと広がり、重たすぎず甘すぎずほど良いバランスで作られていて

長く愛され続けてきた理由が分かります。

卵は使わず小麦粉、砂糖、バターだけのシンプルな材料のみ使っているため何回食べても飽きない

味です。

このショートブレッドに粒あんを入れたら美味しいものが出来るかも♪と思いつき焼いてみました。

バターは小豆とよく合いますが、このサクッとした軽い食感にも小豆はぴったり。

口に入れると粒あんの優しい味が広がります。

スコットランドの人たちは小豆が入ったショートブレッドを見たら何と言うでしょう。

温かい紅茶と一緒に是非食べてもらいたいです。

 

<あずきのショートブレッド 約12個>

薄力粉 130g

コーンスターチ 20g

きび砂糖 40g

無塩バター 100g

粒あん(市販の加糖タイプで大丈夫です) 100g

塩ひとつまみ(有塩バターのときはいれません)

 

<作り方>

①薄力粉とコーンスターチをふるっておく。

バターは2㎝くらいの角切りにして冷蔵庫で冷やしておく。

②ボールにふるった薄力粉とコーンスターチ、きび砂糖、塩を入れ、

冷やしておいたバターを加えフォークなどで切るように混ぜます。

粒あんも加えて切るように混ぜます。

③バターが小さな粒状になるまで両手ですり混ぜながら、生地がひと塊になるまで

練らないようにまとめていきます。

④まとめた生地を大きめのラップで包んで上から綿棒で厚さ1センチぐらい

になるまで伸ばし、長方形にしてから冷蔵庫で冷やす(1時間ぐらい)

⑤生地を冷蔵庫から出して2㎝×5㎝ぐらいに切り分けます。

つまようじの後ろ側を使って穴をあけます。

⑥160℃に予熱しておいたオーブンで25分~30分ほど焼きます。

焼きあがったら網に乗せて冷まします。

焼き過ぎない方がショートブレッドらしく見えます

翌日食べるときはトースターで焼いてから食べると焼きたての感じになります。

 <作るポイント>

ショートブレッドはサクッとした食感が美味しいので生地を練らないようにまとめます。

コーンスターチを入れるとサクッとした食感が出るので小豆を入れるレシピに使うといいです。

もしコーンスターチがなければその分小麦粉の量を増やしてください。

缶詰の粒あんは水気が多いので水気をよく切ってから使ってください。

紅茶と一緒に頂くのがお勧めです

 

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にんじん1本まるごと入った「あずきとキャロット」のケーキ

私がお菓子作りの楽しさに目覚めたのは高校生の頃。

夕方帰宅してはお菓子を作って翌日学校に持って行き、休み時間にお友達とこっそり

食べていました(笑)

そのときによく作っていたのがにんじんが入ったキャロットケーキ。

何かの雑誌で見つけて作ったところ、にんじんが入っているとは思えない美味しさ

と言われてとても嬉しかったのを思い出します。

その思い出のキャロットケーキに粒あんを入れて焼いてみました。

はるか昔に作ったレシピは記録に残っておりませんが、当時はバターを使いみんなに

配りやすいようにマフィン型にして焼いたと記憶しています。

今回はバターを米油に変えて、型は可愛らしくクグロフで。

すり下ろしたにんじんの水分と粒あんのおかげで、中はしっとり外側はパリっと焼き

上がりました。

にんじんの味は優しい甘味だけが残って青臭さがありません。

懐かしい味に、家族が大好きな粒あんもプラスしてとても嬉しいおやつの時間となりました。

あの時に美味しいよって言ってくれたお友達とは度重なる引っ越しで連絡が途絶えてしまい

ましたが、「作って持って来てくれるのが毎日楽しみなんだよ♪」と言ってくれたことが、

いまでも大切な言葉として心の中に残っています。

「いまでも昔と変わらずお菓子作りが大好きなんだよ」、会うことができたらそう伝えたいです。

 

<あずきとキャロットのケーキ クグロフ型 直径19㎝>

にんじん 1本

薄力粉 200g

ベーキングパウダー 小さじ1.5

卵 2個

きび砂糖 100g

はちみつ 25g

つぶあん(加糖)100g (市販の粒あんでも可。缶詰は少し水気を切ってから使った方

がいいです)

米油 100ml

 

<作り方>

①型にオイルをしっかり塗っておく。

オーブンを170℃に予熱しておく。

②にんじんの皮を剥き、おろし金ですり下ろす。

③ボウルに卵を入れて溶きほぐし、きび砂糖、はちみつを入れて泡だて器で混ぜる。

混ざっていればOKで、泡立てる必要はありません。

④米油を加えて混ぜる。

⑤にんじんのすり下ろしを加えてゴムベラで軽く混ぜ合わせてから粒あんも加えて混ぜる。

⑥小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるってから生地に加える。

⑦さっくりと練らないように混ぜる。

⑧型に生地を流し込んで、表面を平らにする。

⑨170℃のオーブンで約30分焼く。高さのある型の場合は表面が焦げやすい

ので途中でアルミホイルで覆うと良い。

⑩焼きあがったら少し冷ましてから網に乗せる。 完全に冷めてから粉糖をまぶします。

クグロフ型で焼くと定番のケーキもお洒落に♪クグロフ型がない場合はパウンドケーキ型かマフィン型に8分目まで生地を入れて焼くこともできます

 

バターを使う方が風味はいいのですが味と食感が全体的に重たくなります。

米油を使うと外側はカリっと、中は蒸しパンのような食感なので朝ごはんの代わりにも

なる軽いケーキになります。是非お試しください。

ケーキやドーナッツなどにまぶしても溶けにくいノンウェットシュガーという粉糖をかけると、

すぐに湿気ってしまうことがなくてデコレーションに便利です。

温かい状態で生クリームを乗せて食べても美味しいですよ♪

翌日はラップで包んでレンジで温めるとふわっとした食感が戻ります

 

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「柿とあずき」で秋味のスコーンを焼いてみました

おやつを食べるとき、みんなが笑顔になりますよね。

お菓子を作るときも同じ、作り始めると心穏やかになっていきます。

特に焼き菓子は粉とバターの焼ける香りが幸せな空気を部屋中に運んできて

くれるように思います。

小豆とフルーツを組み合わせて焼き菓子を作りたいと考えていた時に

柿がきっと合うだろうと思って、秋が来るのを楽しみに待っていました。

柿は小さく切ってトースターで焼くと、干し柿のような甘さとぷにゅっとした

変わった食感が楽しめ、小豆との相性もばっちりです。

小豆は個性を出し過ぎず控えめに、そしてありとあらゆる素材とうまく調和して

優しくて温かみのある味を出してくれます。

そういうところが日本人の良さに通じるのかなと思いながらあずきを使ったお菓子を

考えています。

 

<柿とあずきのスコーンのレシピ 直径5㎝丸形 約7個分>

薄力粉 130g

きび砂糖 10g

ベーキングパウダー 小さじ1

塩 少々

卵 1個(半分は生地用、半分は表面のツヤだし用)

バター 20g (混ぜる直前まで冷蔵庫で冷やしておく)

ヨーグルト 50g

粒あん  50g

柿 小さめ1個

 

<作り方>

①柿の皮を剥いて、1㎝以下に小さく切る。アルミホイルに乗せてトースターの強で

15~20分焼いてから冷ましておく。

アルミホイルに乗せてトースターで焼くだけだから簡単

②薄力粉とベーキングパウダーをふるってボウルに入れ、砂糖と塩も加える。

直前まで冷蔵庫で冷やしておいたバターを加え、スケッパーで切るように混ぜる。

手の指でポロポロの粉状にしてもいいですが、手の温かさでバターが溶けないように手早く混ぜる

 

③卵半分とヨーグルトも加えてゴムベラで混ぜる。

粒あんと焼いて冷ましておいた柿も加えて混ぜる。

水気の多い缶詰の茹であずきを使う場合は水気をできるだけ切って

おくといいです。

かき混ぜすぎて生地を練らないようにさっくりと混ぜる

 

④手でまとめてから厚さ2センチに伸ばし、サランラップで包んで冷蔵庫で

30分~1時間休ませる。型のサイズに合わせて長方形に整えてからラップで

包んだ方が型抜きの作業がしやすいです。

(小豆の水分で生地が柔らかくなるので、なるべく冷蔵庫で休ませた方が生地が

扱いやすいです。)

⑤生地を休ませている間にオーブンを予熱190度に温めておきます。

⑥冷蔵庫で休ませておいた生地を5㎝の丸型で抜く、なければ包丁で四角や

三角に切ってもいいです。

⑦天板に乗せたら残りの卵を表面に塗り、190度のオーブンで15分~20分

焼きます。

焼きたてを温かい状態で食べるのが美味しいですが、冷めてしまったら

トースターで温めなおしても良いです。

本場イギリスではクロテッドクリームやジャムを塗って食べたりするスコーン

ですが、小豆と柿の甘味があるのでなくても充分美味しいです。

イギリス式に紅茶と共に頂いても、日本茶でも合いそうな味です。

コロンとした形が可愛いスコーン
半分に割ると柿とあずきがたっぷり

 

 

 

 

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小豆とよもぎの和風シフォンケーキできました

アメリカのカルフォルニア州生まれのシフォンケーキ。

絹織物のように細かく柔らかいことから名付けられています。

1927年にアメリカ人のハリー・ベーカー氏によってシフォンケーキは作られ、

そのレシピが売却されるまで20年間も中身は秘密にされていたそうです。

バターは使わず植物油を使い、ベーキングパウダーではなく卵白を泡立てた力で

ケーキを膨らませると言うのは斬新な発想だったのでしょうね。

ベーカーさんがシフォンケーキを作り始めてからすでに90年。

こんなにたくさんの種類のシフォンケーキが日本でも作られ、受け入れられている

のを知ったらベーカーさんも驚くことでしょう。

ベーカーさんがシフォンケーキを考えてくださったことに感謝しつつ、私は大好きな

小豆とよもぎを入れて焼いてみました。よもぎは生地に混ぜるときれいな色が出る

のでマーブル模様にしています。

洋菓子なのに焼き上がりによもぎの香りがふわっとしてくるのが何とも言えません。

紅茶やコーヒー、栗、ドライフルーツなどどんな素材を入れてもふわふわの生地が

優しく包み込んでくれ、バターを使わないので沢山たべても胃もたれしない(笑)

そんな嬉しいケーキです。

<小豆とよもぎのシフォンケーキレシピ 17㎝シフォン型>

小麦粉 80g

きび砂糖 40g

はちみつ 30g

植物油 30g(今回は米油を使用しています)

牛乳 40ml

卵黄 4個分

卵白 4個分

よもぎ粉 3g

熱湯 10ml (よもぎ粉をふやかすため)

ゆで小豆 30g(今回は森田農場さんの「ホクホクあずき甘さひかえめ」

を使っています)

<作り方>

①小麦粉をふるっておき、オーブンは170度に予熱しておく。

②卵黄と卵白を分けて、卵白は泡立てるまで冷蔵庫で冷やしておく。

③ボールに卵黄を溶きほぐし、きび砂糖を入れて泡だて器で混ぜ合わせる。

④③に食用油、はちみつ、牛乳もそれぞれ加えて混ぜる。最後にふるった

小麦粉を加えて泡だて器で混ぜておく。

⑤出来た生地の3分の1を別のボウルに取り分けて熱湯でふやかしておいた

よもぎを加えて混ぜる。

⑥冷やしておいた卵白を泡立てる。

少し白っぽくなるまで泡立ててから1回目のきび砂糖を加える。

3回に分けてきび砂糖を加えてツノが立つまで泡立ていく。

⑦取り分けておいたよもぎの生地に泡立てた卵白をゴムベラで

1すくい分入れて混ぜる。ゆで小豆も加えて軽く混ぜる。

卵白はこのぐらいの固さまで泡立てる
小豆をいれるとアクセントになります

⑧残りの卵白をよもぎ生地以外の全部に加えて混ぜる。

⑨よもぎと小豆の入った生地を⑧に加え1~2回ゴムベラで混ぜる。

模様を残すために軽く混ぜる。

⑩型に生地を流して170度のオーブンで30分~35分焼く。

(型にオイルやバターを塗ると油分で生地が滑り膨らみが悪くなるので

何も塗りません)

⑪焼き始めて5分ぐらいしたら一度取り出して、ナイフで生地に切り目を

軽くいれると膨らみが良いです。

4か所ほどナイフで線を入れています

上が焦げそうになったらアルミホイルをかぶせて焼きます。

焼きあがったら型を瓶などに差し、逆さまにしたまま冷まします。

冷めたら型からケーキをそっと外し、ラップなどして1日寝かせると生地が落ち着いて

いいですが、その日でも美味しく頂けます。

完全に冷めるまで逆さにしておきます

 

表面に生クリームを薄くデコレーションしたり食べるときにホイップクリームを

乗せて食べるのも美味しいですが、そのままでも美味しいです。

きれいなマーブルになるまでまだまだ修行は続きます♪

 

一番好きなお菓子の道具。パリの料理道具屋さんで買った卵白専用の泡だて器。普通の泡だて器の2倍以上の大きさ!
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日本で生まれた洋菓子「スイートポテト」にあんこを入れてみました

さつまいものことを英語でスイートポテトと言いますが、スイートポテトというお菓子

は日本で生まれた洋菓子です。

バターや生クリーム、洋酒などを使って作られるスイートポテトを少し和菓子っぽく

作ってみました。

さつまいもとあんこが主役ですので材料はシンプルに。

あんこをさつまいもで包むのがちょっと大変かもしれませんが、最後にぎゅっと手で

包み込んでしまえば美味しそうな形にまとまってくれます♪

食べてくれる人の笑顔を想像しながらあんこを生地で包み、最後にツヤ出しの卵黄を刷毛で

塗る時間が私はとても好きです。

 

<あんこ入りスイートポテト レシピ 約12個分>

さつまいも 皮つきの状態で600g(中サイズ2本)

バター 50g

きび砂糖 70g

卵黄 2個

お好みのあんこ 200g

 

上塗り用

卵黄 1個

みりん 少々

黒ゴマ お好みの量

 

<作り方>

①さつまいもの皮をむいて、1.5㎝くらいの輪切りにして切ったものから流水につけて

あく抜きをする。

③さつまいもを茹でる。くしがすっと通るくらいになったら火からおろしボールに

さつまいもだけ入れてスプーンなどで細かくマッシュする。

加熱は電子レンジでもOKですが、茹でるか蒸した方がパサつかず風味もいいです。

④バターを加えてゴムベラで滑らかになるまでしっかりと混ぜる。

裏ごしすると滑らかですが、小さな粒がある方がさつまいもらしいかもしれませんね。

⑤きび砂糖、卵黄を入れて全体を混ぜる。

⑥⑤の生地とあんこを12等分にしておく。あんこは丸めておくと作業しやすい。

⑦生地を手のひらで広げてその上に丸めたあんこを乗せて包む。

⑧つや出し用の卵黄をみりん少々でのばし、刷毛で表面にたっぷり塗っていく。

⑨黒ゴマを表面に乗せる

⑩オーブン200度で10~15分ほど焼く。表面に焦げ目がほんのりついたらオーブンから取り出して

網に乗せます。

さつまいも型はあんこも丸ではなくて小さな俵型にしておくと包みやすいです。

今回はさつまいも型と小さめの丸形と2種類作ってみました。

アツアツをその場で食べるのも美味しいですし、冷めたらトースターで焼きなおしてもいいです。

さつまいも堀りの時期なので、もしご家庭でさつまいもが余ってしまったらおやつに

「あんこinスイートポテト」如何でしょう♪

半分に割るとこんな感じです。あんこが真ん中に入っていると嬉しい♪

 

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米粉で作る「カヌレ de あずき」

フランスのワインで有名なボルドー地方にある郷土菓子にカヌレ・ド・ボルドーがあります。

最初は修道院で作られていたというカヌレ。ワインの製造工程で澱を取り除くために卵白を使うので、

大量に余る卵黄を利用して作られたというのがこのカヌレの始まりと聞きます。

フランス語でギザギザと溝をつけることをカヌレと言い、銅製でできた菊の花のような模様の型を

使って焼き上げます。

 カヌレの型は20年前にパリで購入しましたが、色合いも全く変わることなくいまも現役です。

小さいけれど絶妙な形と色合いをしたこの型はお菓子作りが好きな人ならばついつい買ってしまう

のひとつです。

日本でもかなり前に流行ってから根強い人気の焼きお菓子。

日本人に親しまれているのは、中はもっちりでまわりはカリっと香ばしい食感が和菓子に通じるから

かもしれません。

もちっとした独特の食感に合いそうなので小豆を入れてみたら想像通りな味になりました。

カヌレ・ド・ボルドーはラム酒を使いますが、子供が食べてもいいように抜きで作ってあります。

 

<カヌレde あずきのレシピ カヌレ型直径5センチ×高さ5センチ約8個分>

牛乳 250ml

バター 12g

きび砂糖 100g

米粉 75g

卵 1個  

ゆであずき 50g

バニラオイル 適宜

 

< 作り方>

①牛乳とバター、きび砂糖の半分量を鍋で温める。(沸騰させず溶けるまで)

②卵にきび砂糖の残り半分を加えて泡だて器で混ぜる。

③②に米粉を入れて泡だて器で混ぜる。

④ゆであずきを加えてへらで軽く混ぜる

⑤④の中に①を漉しながら加えて混ぜる。

⑥バニラオイルを加えて表面の泡をすくう。

⑦銅製の型にオイルかバターを型の隅までしっかり塗り、キッチンペーパーに逆さにして

 置き余分なオイルは落とす。

銅製の型は熱伝導がいいのでカヌレのこんがりとした焼き色をつけるのにぴったりです。

⑧型に⑥を流し込む。膨らまないのでぎりぎりまで注いでも大丈夫です。

⑨200度に予熱しておいたオーブンで60分ほど焼きます。

 こんがりと焼き目をつけたいですが、表面が焦げてしまわないように

 焼き上がりの頃は気を付けます。

⑩温かいうちに型から取り出します。

次の日になると外側のカリっと感がなくなってきますので当日頂くのが美味しいです。 

抹茶やほうじ茶、栗やナッツを入れても美味しそうです。

 

*カヌレは本来小麦粉を使いますが、もっちり感を出すのに米粉が合いそう

なので米粉レシピにしてみました。小麦粉を使う場合は生地を12時間以上

寝かせますが、米粉はグルテンフリーのため寝かせる必要がなくこの

お菓子に向いていると思います。

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小豆とさつまいもの黒糖蒸しパン

暑い夏は食事もおやつも冷たい物が増えてきてお腹も冷えがちですね。

冷房の入った部屋で温かい蒸しパンを頬張るとお腹から元気になる

ような気がします。

蒸しパンは材料をどんどん混ぜて、型に入れて蒸すだけなので

子供と一緒に作るのも楽しいです。

蒸している間に生地が膨らんでいくのをワクワクしながら待ち、

出来立てをハフハフ言いながら食べるのが至福の時。

子供は美味しいものをよく知っています♪

 

<小豆とさつまいもの黒糖蒸しパンのレシピ マフィン型8~10個分 >

薄力粉 100g

米粉  100g

ベーキングパウダー 小さじ2

卵 2個

黒砂糖(顆粒状のもの なければきび砂糖) 120g

牛乳または豆乳 80g

油(菜種油、太白ごま油、米油など) 大さじ2

ゆであずき 200g

さつまいも(皮をたわしでよく洗ってから加熱したもの) 100g

 

<作り方>

① ボールに卵を入れて、黒砂糖を加えて泡立てで混ぜます。

② ①のなかに牛乳を入れて混ぜます。

③ 黒砂糖がきれいに溶けない場合は漉し器で濾します。

④ 合わせてふるっておいた薄力粉、米粉、ベーキングパウダーを③の中に入れて泡だて器で混ぜます。

⑤ 油を加えて泡だて器で混ぜます。(今回は米油を使いました)

⑥ ゆで小豆を加えてゴムべらでさっくり混ぜます。

⑦ 加熱しても大丈夫な金属のカップにマフィンの紙やフィルムを敷いて生地を8分目まで流し込みます。

⑧ 電子レンジで加熱したさつまいもか、茹でたさつまいもを好みの大きさに切って上に乗せます。

蒸している途中に持ち上がってこぼれてくるので、お箸などで軽く押さえ込むといいです。

⑨ 中火で12~16分蒸します。竹串で真ん中をさしてみてしっとりとした生地がつかなければOKです。

専用の蒸し器を持っていないのでルクルーゼの鍋にお水を張り 好きな大きさに広がる蒸し型をセットして使っています。
ふたに水蒸気が溜まり、開けると内側に水滴が垂れるので、ふたを布巾で包みます。
蒸す前
蒸し上がりをすぐに頂くのがお勧めです! 食べきれない分は冷めてからラップして翌日 電子レンジで温めると蒸し立てのようになります。
大きめのマフィン型でも蒸してみました。 こちらは蒸し時間17分かかりました。