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伊勢で赤福と一緒に食べてほしい「なが餅」 | Azuki - Red beans webmagazine

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伊勢で赤福と一緒に食べてほしい「なが餅」

伊勢で赤福と一緒に食べてほしい「なが餅」

2016年に行われたG7伊勢志摩サミット。安倍晋三首相は、開催地の選定理由を「伊勢神宮は悠久の歴史をつむいできた。リーダーたちに日本の精神性に触れていただくには大変よい場所だ。志摩には日本の原風景といえる美しい自然がある。ぜひ日本のふるさとの情景を肌で感じてほしい。」と述べています。

その伊勢神宮を参拝したほとんどの人が食べるのが、「赤福」です。赤福はお餅の上にこし餡をのせた和菓子。伊勢神宮前のおかげ横丁で赤福をいただくのは、お伊勢参りの定番コースです。赤福は東海・関西の人気のお土産でもあります。

せっかく三重県を訪れたからには、「なが餅」も食べてほしいです。なが餅は、餅で餡を包み、細長く薄く延ばして火で炙った餅菓子。香ばしく焼きあがったお餅が軽い食感になっているので、ペロっと何枚でも食べられます。 手が汚れないので、ひっぱりながら食べるのもたのしい。そのまま食べるのもいいですが、オーブントースターで更に焼くのもおすすめです。

なが餅笹井屋のなが餅

私にとって、なが餅は「父との思い出」なのです。父は出張が多く、三重県にもよく出かけていました。なが餅は、父の出張土産の定番です。夜遅い時間、パジャマ姿のまま、母や弟妹と新幹線改札まで父を迎えに出かけます。田舎の小さな駅なので、新幹線が止まると、それまでひと一人いなかった階段が出張帰りのサラリーマンでいっぱいになります。その中から、自分の父親を探し出し、改札まで迎えにいくのです。小さな私たち兄弟のお目当ては、もちろん父ではなくお土産です(笑)父から鞄とお土産を受け取り、自宅に帰ってそれを食べるのがとてもたのしみでした。「今日はお父さん何時に帰ってくるのかな?」「今日のお土産は何かな?」そんな話をしながら。

伊勢神宮は、主に天照大神を祀る内宮と、豊受大御神を祀る外宮から成る、日本最高位の神社です。便宜上「伊勢神宮」と呼ばれていますが、正式名称は神宮です。江戸時代から「お伊勢参り」は庶民の憧れ、日本人なら一度は訪れてみたい場所です。三重県・伊勢神宮に行く機会がありましたら、是非とも赤福となが餅の両方を食べ比べてください。私は、伊勢参りに行く友人みんなに「なが餅」を勧めていますが、なかなかの評判です。赤福と同じく日持ちがしませんのでどうぞご注意あれ。

なが餅 笹井屋
住所:三重県四日市市北町5-13
電話番号:059-351-8800
URL:http://www.nagamochi.co.jp/
執筆者:Miki

※2016年12月22日に公開した記事ですが、なが餅笹井屋様から写真を提供いただき、2017年4月20日に再度公開しました。

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coco
東京子連れ食べ歩きライター。
甘いもの大好き。以前は専ら洋菓子だったが、授乳トラブル時に助産師さんから和菓子を勧められてそのおいしさを再認識し、和菓子も積極的に食べ歩くように。並んでもで何度もリピートしたい味、手土産で喜ばれる味、子供と行きやすくておいしいお店、東京ならではの情報をお伝えしていきます。
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