小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

Azuki( 6 )

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古事記の舞台、大和三山を葛城の里からみおろす風景。

神話の時代から登場する小豆

日本で最古の歴史書「古事記」にも、またそのあと奈良時代(8世紀)に成立した「日本書記」にも、小豆が登場します。 これらに共通するのは、死と再生の神話をとおして、穀物の起源をあらわしているなかに、小豆も登場している点です。 『古事記』を例にみてみましょう。 古事記 上つ巻 天照大神(アマタテラスノオオミカミ)と須佐之男命...
世界の豆から小豆をみる

世界の豆から小豆をみる

世界で食べられている豆は、650属1万8000種と言われています。 搾油用、飼料用を除いた食料用の豆を「pulse」といいます。 パルス(Pulse)とは? 乾燥エンドウ、乾燥インゲン、乾燥ヒラマメがパルスです。ヒヨコマメ、インゲンマメ、黒豆、白花豆、ソラマメ、キマメ、黒目豆、エンドウなどはすべてマメと考えます。一方で...
小豆のアトリエより 煮小豆のポイント

小豆のアトリエより 煮小豆のポイント

小豆のアトリエ in Parisで行われたイベントの様子を伺う機会がありました。 食の都パリでも、和菓子は本当に人気なんですね。 しかーし、和菓子は餡が命で、十勝産は全く違います。 粒のそろった輝くばかりの十勝小豆を、 パリの和菓子職人村田さんとのコラボで行われたそうです! そして日本で行われた「パリでの小豆のアトリエ...
森田農場の森田哲也さん、森田里絵さんご家族と、村田崇徳さん、そして、こんかいのイベントをコーディネートしてくださった渡辺さんと、お手伝いの和田です。

小豆のアトリエ in Paris 参加の感想(3)小豆への愛が高いチームが存在したこと

北海道十勝の森田農場さん主催の「小豆のアトリエ in Paris」に参加してきました。 参加の感想を3回にわけお伝えしています。 今回は、「小豆への愛が高い方が集まった稀有なチーム」の様子をお伝えします。 パリでのあんこづくり教室にどんな方がいらっしゃるかと思いますよね。 おいしいあんこを自分でつくりたいという在仏の日...
小豆のアトリエで、あんこづくりの実演をしてくださっている森田農場の、森田里絵さんです。試食の用意をしてくださっている風景です。

小豆のアトリエ in Paris 参加の感想(2)あんこは、小豆を食べつくすベストな食べ方だった!

北海道十勝の森田農場さん主催の「小豆のアトリエ in Paris」に参加してきました。 参加の感想を3回にわけお伝えしています。 今回は、「小豆を食べつくすベストな食べ方」についてです。 小豆は甘くして食べるもの、という考えが日本では一般的です。 わたしもそのうちの一人です。 なので、できれば、砂糖を入れない小豆の食べ...
小豆のアトリエ in Paris 参加の感想(1)小豆のポテンシャルを引き出す

小豆のアトリエ in Paris 参加の感想(1)小豆のポテンシャルを引き出す

北海道十勝の森田農場さん主催の「小豆のアトリエ in Paris」に参加してきました。 参加の感想を3回にわけお伝えしています。 今回は、「小豆のポテンシャルを引き出す」です。 小豆を料理するとは、小豆の穀物としてのポテンシャルを引き出すことなんだと、パリで初めて理解したことをお伝えします。 今回の「小豆のアトリエ」で...
小豆と砂糖、シンプルな材料しかつかっていないけれど、あんこの味の幅は、店ごと、そして家庭ごとに、ちがってくるのが奥深いですね。

餡の味は何で決まるのか――――甘さ以外の味を知って、好きな餡をみつけよう。――――

餡菓子はとってもシンプル 餡菓子は、小豆と砂糖と皮だけで成り立つシンプルな菓子です。 たくさんの和菓子店が、美味しさを追求し、独自の信念をもって餡をつくっているなかで、あなたは、自分の好きな餡の味を、もう見つけていますか? 餡の味は、ただ甘いと表現するだけにとどまりません。 和菓子店によって、大切にしている風味が違いま...
金鍔

榮太樓の金鍔はどうして丸いの?

日本橋にある榮太樓總本鋪さんの金鍔は、丸い形です。 四角い立方体の金鍔をみることが多いなかで、どうして丸い形なのに、同じ金鍔という名前なのか? そんな疑問から、どうして榮太樓の金鍔は丸いのか教えていただきました。 教えていただいたのは、株式会社榮太樓總本鋪 取締役副社長 細田将己さんです。 金鍔の名前の由来は、刀の鍔か...
あんぱんと、缶コーヒーが、セットでお気に入りなのだとか。

あんぱんは、べたつかず、ローコレステロールなのが好きです

あんぱんが好きなロンドン子です。 僕がアンパンを好きな理由は、2つあります。 ひとつは、便利だからです。 手で持っても、べたつかず、食べやすいです。 そして、どこのコンビニや売店でも置いてあって、探すのに困りません。 字が読めなくても、 パンコーナーのなかの形をみただけで、 これがあんぱんだ、とわかります。 もし、自分...
圧力鍋でスピード小豆料理

圧力鍋でスピード小豆料理

はじめに 「おいしさ」で比較すると、圧力鍋を使うよりも、ゆっくり時間をかけて土鍋などで、 煮込んだ方がもちろんおいしいです。 ただ、圧力鍋で煮た豆がおいしくないわけではなく、市販の豆の水煮などと比べると 格段においしいです。その点をご理解のうえ、「時間」と「おいしさ」のバランスを うまくとって、賢く使いこなしてください...
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