小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

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小豆のアトリエより 煮小豆のポイント

小豆のアトリエより 煮小豆のポイント

小豆のアトリエ in Parisで行われたイベントの様子を伺う機会がありました。 食の都パリでも、和菓子は本当に人気なんですね。 しかーし、和菓子は餡が命で、十勝産は全く違います。 粒のそろった輝くばかりの十勝小豆を、 パリの和菓子職人村田さんとのコラボで行われたそうです! そして日本で行われた「パリでの小豆のアトリエ...
ゆで小豆

基本の煮小豆 (砂糖を入れない・渋抜きありバージョン)

基本の煮小豆(砂糖をいれない・渋抜きありのバージョン) 乾燥小豆は、皮が薄いので、水でもどす必要がありません。 ぽいっとお鍋にいれたら、あとはコトコト煮込むだけ。火にかけてコトコト煮ていると、何度も気になり鍋をのぞいてしまうかもしれません。 この小豆が煮あがるまでの待っている時間も、小豆が煮えてくると台所いっぱいにひろ...
和菓子の歴史をひもとけば、気候風土を活かした味の追及がみえてきます

和菓子の歴史

和菓子には、お抹茶といっしょにいただく練きりの菓子から、毎日たべたいどら焼きや大福などの気軽な菓子まで、幅広くあります。 食べるシーンや、製法や、材料がぜんぜんちがうのに、なぜひとことで和菓子といわれるのか。 そう不思議におもっていたとき、和菓子の歴史を知る機会がありました。 どんな背景から生まれた食べ物かという由来や...
江戸の和菓子は実は男たちを支えるエナジー食だった

江戸の和菓子は実は男たちを支えるエナジー食だった

甘い菓子といえば、女性が好むものと、おもっていませんか。 でも、江戸菓子の歴史をひもといてみると、金鍔や大福、桜餅、今川焼など、日常生活のなかで食べられる菓子は、実は、江戸の男たちに支えられて生まれた菓子という側面もあったことがわかります。 和菓子ができた背景 江戸時代、和菓子が庶民の口にはいるようになった背景には、砂...
金鍔

榮太樓の金鍔はどうして丸いの?

日本橋にある榮太樓總本鋪さんの金鍔は、丸い形です。 四角い立方体の金鍔をみることが多いなかで、どうして丸い形なのに、同じ金鍔という名前なのか? そんな疑問から、どうして榮太樓の金鍔は丸いのか教えていただきました。 教えていただいたのは、株式会社榮太樓總本鋪 取締役副社長 細田将己さんです。 金鍔の名前の由来は、刀の鍔か...
小豆の意外な薬効 沈静効果⁈

小豆の意外な薬効 沈静効果⁈

キレそうになったら「あずき」を 江戸時代に記された「本朝食鑑」(人見必大著)の中にはこう記されています。 小豆は、気分をおだやかにし、湿をとりのぞき、尿の出を良くし、腫れをひき、 一切の熱毒・風腫・腫れ物を取り去る。胞衣を下し乳の出を良くし、 瘟疫(3~4月に暴熱を発するもの)を避け、魚毒を解く。 昔は、小豆は気分を落...
小豆の一生

小豆の一生

「新豆はいつできますか?」というお問い合わせをたくさんいただきます。 「8月くらいに新豆をほしいんですが」というお客様も・・・ムリですm(–)m なので、改めて十勝小豆の一生を振り返ってみましょう! 〇播種  5月25日ごろ 遅霜の心配がなくなる季節に、プランターという機械で種をまきます。 〇発芽  6月5...
なぜ十勝が小豆の産地なの?

なぜ十勝が小豆の産地なの?

小豆はとてもデリケートな作物です。 暖かい気候を好むのですが、小豆の有名どころは「丹波」「十勝」どちらも冷涼な場所ですね。 小豆の場合、全国の収穫量の8割以上が北海道産で、北海道産の3割以上が十勝産です。 なぜ十勝が小豆の産地なのでしょう?  昼夜の寒暖差が大きく、小豆の糖分が高くなる   小豆は昼間太陽の光を浴びて成...
小豆と砂糖の相性について

小豆と砂糖の相性について

手づくり餡の味は、砂糖に大きく左右されます。 ここでは、砂糖の種類と小豆の相性についてお話します。 老舗の和菓子屋さんは、さまざまな種類の砂糖を組み合わせて、 独自の味を研究しています。ご家庭でもぜひいろいろとチャレンジしてみてください! ①含蜜糖 サトウキビ、てん菜などの原料から搾った糖蜜をそのまま煮詰めたもの。 糖...
小豆のおいしさを決めるもの

小豆のおいしさを決めるもの

舌ざわりと渋みが影響  ~香り、貯蔵条件や調理・加工方法によって風味も変わる~ 北海道立十勝農業試験場生産研究部主任技術研究員 加藤 淳 氏 でん粉質の豆類 ? 小豆は日本人になじみの深い食材で、古くから民間療法では薬として使われ、 今日では和菓子や赤飯などの原料として親しまれています。  小豆の主成分は炭水化物(約5...
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