Warning: getimagesize(/home/mikangumi/azuki.tokyo/public_html/wp-content/uploads/2017/11/e71c7807c4f988d1310f43ffa0d9cb18.jpg?v=1603757288): failed to open stream: No such file or directory in /home/mikangumi/azuki.tokyo/public_html/wp-content/themes/dp-magjam/functions.php on line 1062
にんじん1本まるごと入った「あずきとキャロット」のケーキ | Azuki - Red beans webmagazine

小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

にんじん1本まるごと入った「あずきとキャロット」のケーキ

にんじん1本まるごと入った「あずきとキャロット」のケーキ

私がお菓子作りの楽しさに目覚めたのは高校生の頃。

夕方帰宅してはお菓子を作って翌日学校に持って行き、休み時間にお友達とこっそり

食べていました(笑)

そのときによく作っていたのがにんじんが入ったキャロットケーキ。

何かの雑誌で見つけて作ったところ、にんじんが入っているとは思えない美味しさ

と言われてとても嬉しかったのを思い出します。

その思い出のキャロットケーキに粒あんを入れて焼いてみました。

はるか昔に作ったレシピは記録に残っておりませんが、当時はバターを使いみんなに

配りやすいようにマフィン型にして焼いたと記憶しています。

今回はバターを米油に変えて、型は可愛らしくクグロフで。

すり下ろしたにんじんの水分と粒あんのおかげで、中はしっとり外側はパリっと焼き

上がりました。

にんじんの味は優しい甘味だけが残って青臭さがありません。

懐かしい味に、家族が大好きな粒あんもプラスしてとても嬉しいおやつの時間となりました。

あの時に美味しいよって言ってくれたお友達とは度重なる引っ越しで連絡が途絶えてしまい

ましたが、「作って持って来てくれるのが毎日楽しみなんだよ♪」と言ってくれたことが、

いまでも大切な言葉として心の中に残っています。

「いまでも昔と変わらずお菓子作りが大好きなんだよ」、会うことができたらそう伝えたいです。

 

<あずきとキャロットのケーキ クグロフ型 直径19㎝>

にんじん 1本

薄力粉 200g

ベーキングパウダー 小さじ1.5

卵 2個

きび砂糖 100g

はちみつ 25g

つぶあん(加糖)100g (市販の粒あんでも可。缶詰は少し水気を切ってから使った方

がいいです)

米油 100ml

 

<作り方>

①型にオイルをしっかり塗っておく。

オーブンを170℃に予熱しておく。

②にんじんの皮を剥き、おろし金ですり下ろす。

③ボウルに卵を入れて溶きほぐし、きび砂糖、はちみつを入れて泡だて器で混ぜる。

混ざっていればOKで、泡立てる必要はありません。

④米油を加えて混ぜる。

⑤にんじんのすり下ろしを加えてゴムベラで軽く混ぜ合わせてから粒あんも加えて混ぜる。

⑥小麦粉とベーキングパウダーを一緒にふるってから生地に加える。

⑦さっくりと練らないように混ぜる。

⑧型に生地を流し込んで、表面を平らにする。

⑨170℃のオーブンで約30分焼く。高さのある型の場合は表面が焦げやすい

ので途中でアルミホイルで覆うと良い。

⑩焼きあがったら少し冷ましてから網に乗せる。 完全に冷めてから粉糖をまぶします。

クグロフ型で焼くと定番のケーキもお洒落に♪クグロフ型がない場合はパウンドケーキ型かマフィン型に8分目まで生地を入れて焼くこともできます

 

バターを使う方が風味はいいのですが味と食感が全体的に重たくなります。

米油を使うと外側はカリっと、中は蒸しパンのような食感なので朝ごはんの代わりにも

なる軽いケーキになります。是非お試しください。

ケーキやドーナッツなどにまぶしても溶けにくいノンウェットシュガーという粉糖をかけると、

すぐに湿気ってしまうことがなくてデコレーションに便利です。

温かい状態で生クリームを乗せて食べても美味しいですよ♪

翌日はラップで包んでレンジで温めるとふわっとした食感が戻ります

 

ABOUT THE AUTHOR

Tomoko
和スイーツプランナー
フランス語とフランス菓子に憧れて20代でパリへ留学。
アメリカのシカゴで2年間転勤生活を送った際に和菓子        のない生活に寂しさを感じ始め、和菓子への興味が出てくる。
その後妊娠中の食事制限と産後の体調不良に悩まされ、
そんなつらい時期に心身を癒してくれたのは素朴な和菓子の
存在でした。
和菓子と洋菓子を融合させた新しいデザートを作りたいという夢を
持っています。
Return Top