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小豆のアトリエ in Paris 参加の感想(2)あんこは、小豆を食べつくすベストな食べ方だった!

小豆のアトリエ in Paris 参加の感想(2)あんこは、小豆を食べつくすベストな食べ方だった!

北海道十勝の森田農場さん主催の「小豆のアトリエ in Paris」に参加してきました。
参加の感想を3回にわけお伝えしています。
今回は、「小豆を食べつくすベストな食べ方」についてです。

小豆は甘くして食べるもの、という考えが日本では一般的です。
わたしもそのうちの一人です。
なので、できれば、砂糖を入れない小豆の食べ方をひろげたいが、どうしてこれまで、甘くない小豆の食べ方は広がってこなかったのだろう、そんな疑問を抱いていました。
そんななか、パリの「小豆のアトリエ」は、ひとつの答えをくれました。

小豆は優れた機能をもっている穀物

アトリエでは、小豆は優れた機能性食品ということを、森田里絵様はおしえてくださりました。
優れた小豆の機能のなかで、こんな点は、特に女性に嬉しい機能だよ、という点です。
たとえば、ポリフェノールといった抗酸化成分が、赤ワインの3倍はいっています。アンチエイジングで赤ワインを飲んでおられる女性もおおいですよね、きっと。アルコールなしで、アンチエイジングが期待できます。
また、食物繊維は、牛蒡やさつまいもとくらべると約3倍、キャベツと比べると約10倍も多く、小豆に含まれています。毎朝のお通じにもいい予感。
また、貧血や高血圧を予防するカリウムや鉄分が、ほうれん草の約2倍含まれています。
そのうえ、小豆のなかの炭水化物成分のおおくが、難消化性のため、食べたあと急に血糖値をあげることもありません。
また、必須アミノ酸のバランスが良好という点も見逃せません。

小豆のゆで汁をこぼさず、機能を食べつくす

これら、小豆が持つすぐれた食品機能を、できれば食べつくしたいですよね。
そう考えると、小豆をたべるには、あんこという料理方法が一番適しているという考えにつながることに、実演と解説をお聞きしていて、はっと気づきました。

ゆで小豆をつくるとき、ゆで汁のなかに、小豆のポリフェノール成分などが溶けだします。
このゆで汁も捨てずに、そのまま体に取り入れることができる食べ方が、餡だ、という見方ができるからです。

小豆がやわらかく煮えたあと、砂糖を入れて甘くする工程で、ゆで汁を捨てず、そのゆで汁のなかに砂糖を煮溶かし、煮詰めてゆきます。すると、あんこには、ゆで汁に溶け出した成分も、すべて口のなかに入るあんこになってとどまります。

たしかに、甘くしないゆで小豆を食べる時、小豆のゆで汁は、あずき茶として飲む以外、捨ててしまいがちです。
でも、ゆで汁も、再び小豆に吸わせるあんこは、小豆のもつ機能をあまさず口にいれることができるというわけです。

小豆を煮るレシピにはさまざまあり、渋切といって、ゆで汁を何度も捨ててゆく工程をいれる方法もあります。

そのなかで、北海道十勝産の小豆は渋みがすくないため、ゆで汁を一度も捨てず、つまり渋切を一切せず、ゆで汁にそのまま砂糖を入れて餡をつくってゆくことができます。

森田農場さんは北海道十勝の小豆農家さんなので、小豆の機能をあまさず食べつくすこのレシピを「小豆のアトリエ in Paris」でご紹介くださっていたのでした。

小豆の機能を食べつくす方法を昔の人がつたえてくれていた

小豆を、甘いあんことして日本やアジアでずっと食されてきたわけう、ちょっぴり垣間見れた気がしました。
わたしたちの祖先は、小豆の優れた機能を食べつくす方法を、伝えてくれていたのですね。

もし、あなたも、小豆の機能をたべつくしたいと思われたら、ぜひ、渋切しなくてもやわらかく煮える北海道産小豆で、あんこつくってみてください。

 

小豆のアトリエで、あんこづくりの実演をしてくださっている森田農場の、森田里絵さんです。試食の用意をしてくださっている風景です。

小豆のアトリエで、あんこづくりの実演をしてくださっている森田農場の、森田里絵さんです。試食の用意をしてくださっている風景です。

小豆のアトリエ in Pris 主催者様情報

㈱A-Netファーム十勝 森 田 農 場
http://www.azukilife.com 

会場のパリの和菓子店情報
Patisserie TOMO
11 rue Chabanais, 75002 Paris
http://www.patisserietomo.fr/

ABOUT THE AUTHOR

Azuki編集部編集長和田 美香
むくみやだるさで仕事も子育ても苦しかったとき、小豆玄米ごはんや、オリジナルの小豆シリアルを毎日食べることで、調子をとりもどす経験をする。もともと美容業界で働いていており、内面から輝く美容には、毎日の食も大切と実感していたことから、小豆のよさを世界の女性に伝える大使としてAzuki.tokyoの活動を始める。
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