小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

東京のパリ発 脇役あんこスイーツ

おはぎやぜんざい、最中、きんつば。「主役あんこ」もいいですが、たまには「脇役あんこスイーツ」はいかがですか?

神楽坂は、パリに似ていると密かに人気の街です。風情を感じる石畳に、おしゃれな店が立ち並ぶ街並みがパリを彷彿とさせるとか。

第1子出産後の2012~2014年、私は母乳マッサージのため神楽坂近辺に通っていました。神楽坂に行く度に私を悩ませるのは、「和・洋どちらのお店でお土産を買って帰ろうか」ということです。和は「紀の善」、洋は「パティスリーカーヴァンソン」です。乳製品を多く含む洋菓子は母乳によくないといわれていますし、マッサージしてくださった助産師さんの顔もよぎるので、多くの場合「紀の善」に軍配が上がりました。

紀の善は、神楽坂の坂の入り口に店を構える甘味処です。あんみつ、お汁粉、かき氷などありますが、私が心奪われリピートし続けているのは「抹茶ババロア」です。抹茶と小豆といえばかき氷の「宇治金時」が有名ですが、抹茶ババロアの「抹茶ババロア×小豆×クリーム」の組み合わせも負けてはいません。抹茶が主役ではありますが、あんこ・クリームがいい仕事をしていて、濃厚な抹茶ババロアがさらに味わい深くいただけます。私がはじめてこの抹茶ババロアを食べたのは、神楽坂散策をした暑い夏の日でした。2階の座敷で涼みながら、このババロアをツルン、ペロリ、と食べて以来の大ファンです。授乳中はとにかくお腹が減るので、母乳マッサージ後に熱々の釜飯をいただいて、抹茶ババロアをテイクアウトしてルンルン気分で帰ったこともありました。

「神楽坂はパリに似ている」といいましたが、神楽坂に来たら足を運んでほしいのは、赤城神社と東京大神宮です。赤城神社はモダンでスタイリッシュな神社です。2020年東京五輪に使用される新国立競技場を設計した隈研吾氏がデザインを手がけています。第1子出産前、友人から赤城神社の安産守りをいただき、お礼参りの帰りにはじめて紀の善を訪れました。東京大神宮は「東京のお伊勢さん」と呼ばれるように、伊勢神宮の御祭神を祀っています。現在の神前式結婚式はこの東京大神宮がはじめたものです。参拝の行き帰りに、神聖な式に立ち会えるかも知れませんよ。

紀の善
住所:東京都新宿区神楽坂1-12 紀の善ビル
電話:03-3269-2920
URL:http://www.kinozen.co.jp/
執筆者:Miki

ABOUT THE AUTHOR

MiKi
東京子連れ食べ歩きライター。
甘いもの大好き。以前は専ら洋菓子だったが、授乳トラブル時に助産師さんから和菓子を勧められてそのおいしさを再認識し、和菓子も積極的に食べ歩くように。並んでもで何度もリピートしたい味、手土産で喜ばれる味、子供と行きやすくておいしいお店、東京ならではの情報をお伝えしていきます。
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