小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

韓国の小豆菓子を訪ねて

韓国の小豆菓子を訪ねて

美と食のライター岡田尚子です。
東アジアでは日常にも食べられている小豆なのですが、
国によってどんなお菓子になのでしょう?
お隣、韓国に小豆のお菓子を食べに行ってきました!

韓国の友人に案内していただきました。
こちらは益善洞(イッソンドン)。
伝統的な韓屋をリノベーションして、
ブティックやカフェのおしゃれな
街並みになっています。

 

 

 

 

 

この街並みの一角にあるカフェ「トゥラン」で小豆のぜんざいをいただきました。

かわいい中庭を抜けて、カフェの入口へ。
益善洞(イッソンドン)がおしゃれな街並みになる前からここにあった老舗カフェです。
一歩、中庭に踏み込むと通りの喧騒を忘れてしまうくらい流れる空気が変わり、静かで
穏やかな空間に変わります。
くつろげて、そして体にいいお茶と伝統菓子で元気になれました。

小豆のぜんざいです。
韓国では小豆粥というそうです。
ほぼお汁粉に近いこしあんで、ふりかけられたシナモン、
くるみ、松のみが日本のお汁粉とは違うところ。
日本と同じく冬場に食べることが多いそうなので、
体を温める作用のあるシナモンも振りかけられているのですね。
冬至に小豆を食べるところも日本と似ています。
白玉団子も1つ入っていました。
甘さが控えめなのです。
いくらでも食べたくなってしまう、しみじみとおいしい
お汁粉でした。

 

 

 

 

益善洞(イッソンドン)を離れて、明洞(ミョンドン)へ。
大聖堂前にあるココホド。日本でも人気のくるみの形をした小豆のお饅頭、
ホドゥクァジャ(くるみまんじゅう)です。
こちらも甘さは控えめ、カステラは薄めで、
あんこがぎっしり、大きめのくるみが入っています。
あんこにくるみ、韓国では定番なんでしょうか?

伝統菓子の小豆と緑豆のお餅も頂きました。
こちらも甘さ控えめでした。緑豆が入った餅生地に
小豆をまぶして、蒸してあります。
豆2種を使うお菓子は日本では珍しいかもしれません。

韓国でも若い人たちは小豆を食べなくなっているとのことでしたが、
残念ですね。どれも、とても体にやさしく、おいしい。
韓国の小豆菓子からもインスピレーションを頂けそうです。

ABOUT THE AUTHOR

岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
Return Top