小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

砂糖がはいってても、あんこは罪悪感がないおやつになる?

砂糖がはいってても、あんこは罪悪感がないおやつになる?

餡の甘さのトレンドは、糖度がだんだん落ちてきています。
それでも、餡になるには、小豆と砂糖の出会いは必須です。

最初に、餡の食べ比べクイズをして、そのあと、株式会社北條製餡所 開発部部長 堀井様の解説とお話しをおききしました。このお話しのあと、堀井様のまわりに、どっとみなさんがあつまって質問攻めになっていたのは、ご想像つきますよね。

最初に、餡の食べ比べクイズをして、そのあと、株式会社北條製餡所 開発部部長 堀井様の解説とお話しをおききしました。このお話しのあと、堀井様のまわりに、どっとみなさんがあつまって質問攻めになっていたのは、ご想像つきますよね。

糖質を少なくしようとするこのご時世のなか、小豆の健康機能を訴えるazuki magazineを立ち上げてからも、編集長でありながら、小豆と砂糖の切っても切れない関係を、ずっと密かに迷っていました。
あんこを悪者にしたくなくなかったから、なんと伝えていいかわからないのが本心でした。

そんな私的な理由がきっかけで、azuki編集部でイベントを開催するごとに、和菓子や餡のご専門家の方に「餡と砂糖のお話しをおねがいたします」とおねがいしてまわり、意見をうかがってきました。

10月8日(日)京都の無鄰菴で開催したazukiイベントで、株式会社北條製餡所 開発部部長 堀井様からうかがったお話しのなかの、砂糖と小豆のお話しは、とってもわかりやすく、「餡に砂糖が入っててもヘルシーといえる理由」を教えていただきました。

あんこのたっぷりはいった和菓子も、罪悪感なく食べていただきたいなあとおもって、堀井様のお話しをご紹介します。

あんこに砂糖が入っていても、ヘルシーフードといえるわけ

小豆の成分は、約6割が炭水化物です。

炭水化物なので、小豆は糖質たっぷりとおもわれますが、実は、この炭水化物は、お腹に吸収されにくい炭水化物なんです。
それは、小豆を炊いたときにわかります。
小豆のでんぷんは、お米と違い、たっぷりの水で炊いてもどろどろになりません。
どろどろにならないのは、小豆のでんぷんが特殊だからです。
タンパク質細胞がでんぷん質をコーティングしている状態なので、お腹に入っても、でんぷん質が大腸で吸収されません。
なので、小豆のでんぷんは難消化性でんぷんと呼ばれています。

小豆の炭水化物は、食物繊維を1割ほども多く含むうえに、でんぷんも難消化性でんぷんなので、糖質を吸収しにくいと言ってもいいのです。

小豆には、その他、ポリフェノールなど、微量栄養素が多く含まれています。
これも体によいことは、みなさまご存知ですね。

身体にいい成分も多く含まれ、さらに食物繊維も豊富で、糖質が吸収されにくい。
まさに小豆はヘルシーフードです。

小豆には砂糖との相性が一番いいです。
砂糖100gで400kcalですので、和菓子を、材料の成分表示で見た場合のカロリーはたしかに高いです。

ですが、小豆の成分表に載っているカロリーのうちの炭水化物は実は吸収されにくいものなので、実質的に、小豆をつかった和菓子から体に摂取されるカロリーは、見た目ほど高くないということになります。

ですから、和菓子を、おいしく食べてもカロリーの摂りすぎにはなりません。

どうかカロリーを気にせず、餡をおいしく召しあがっていただけると嬉しいです。

 

餡は、成分表示されているカロリーの数字とはちがって、おなかで吸収されるカロリーは少ないのですね。

無鄰菴でazukiイベント開催しました。趣のあるお庭を2階からながめながら、明け放した窓からとてもいい風が吹いていました。この会場に決めたのは、京都のazuki編集部員で今回抹茶担当をしてくれた山本香菜さんが、「景色もごちそうです」と勧めてくれたからでした。ここにしてよかったー。

無鄰菴でazukiイベント開催しました。趣のあるお庭を2階からながめながら、明け放した窓からとてもいい風が吹いていました。この会場に決めたのは、京都のazuki編集部員で今回抹茶担当をしてくれた山本香菜さんが、「景色もごちそうです」と勧めてくれたからでした。

もともと、洋菓子と比べて、和菓子はカロリーが低くヘルシーとおもっておられたかたも多いとおもいます。
和菓子が、ヘルシーというのは、ただ乳製品をたくさん使っていないというだけではなかったのですね。

食物繊維と一緒にとるときには砂糖はOKと思えたら、餡も和菓子も罪悪感なく食べられそうです。

堀井様、貴重なお話し、ありがとうございます。

執筆 和田美香

株式会社北條製餡所 HPアドレス:http://www.honeyan.co.jp/index.html

ABOUT THE AUTHOR

Azuki編集部編集長和田 美香
むくみやだるさで仕事も子育ても苦しかったとき、小豆玄米ごはんや、オリジナルの小豆シリアルを毎日食べることで、調子をとりもどす経験をする。もともと美容業界で働いていており、内面から輝く美容には、毎日の食も大切と実感していたことから、小豆のよさを世界の女性に伝える大使としてAzuki.tokyoの活動を始める。
Return Top