小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

羊羹とは一味違います 満月 京納言

羊羹とは一味違います 満月 京納言

和菓子売場を歩いていたら
「羊羹とはちょっと違う味わいをお楽しみください」
というポップが目に入りました。何だろう?と興味を持って買ってみたのがこのお菓子。

満月、と言えば「阿闍梨餅」が大人気のお店です。阿闍梨餅、お好きな方も多いのではないでしょうか。
この頃では、阿闍梨餅で使われている小豆「丹波大納言」が不作のため、会社が定休日を作ったというのが話題になっていました。

そんな、満月こだわりの丹波大納言をふんだんに使ったお菓子が、この「京納言」。
名前の前には「蜜漬け」と書いてあります。

商品紹介では「蜜漬けにした大粒の丹波大納言を、漉し餡と寒天でつなぎ棹物に仕上げました」とあります。

パッケージはこんな感じです。

持つとずっしり重い。
もう、この「ずっしり」した感じは棹物特有のものですね。過剰包装とは正反対で嬉しくなってしまいます。

箱には「小豆本来の風味と生菓子特有の湿度を持った棹菓子」と書いてあります。

なるほど、袋から出すときに、水羊羹にも似た蜜が滴りました。これが「湿度」なのでしょうか。たしかに羊羹にはないものですね。

さて、いただきます。見た目はほとんど羊羹ですが、切る時、若干、羊羹よりも柔らかかった気がします。

食べてみての第一印象は
「つまり、練っていないのだな」
でした。
羊羹は、あんこを練って作りますが、これはそうじゃない。いうなれば
「蜜漬け小豆と漉し餡の寒天寄せ」
とでも言ったらいいでしょうか。だから、羊羹の様に固まってはいるけれど、みっしりした味わいじゃないんです。どこか柔らかく、軽やか。色も、羊羹よりは赤みがあるように感じます。

そして、中に入っている小豆が美しい!一粒一粒がしっかりしています。一粒取り出してみましたら、つやっと光る、本当にきれいな小豆でした。皮がしっかりしていて美味しい。これが、このお店がこだわって、定休日まで作ってしまった丹波大納言。う~む、と唸ってしまいました。

味わいも硬さも、これはちょうど羊羹と水羊羹の間。
ありそうでなかった味わいです。

私が見かけたポップに偽りなし、でした。確かに
「羊羹とはちょっと違う味わい」
です。

満月

〒606-8202
京都府京都市左京区鞠小路今出川上ル

TEL 075-791-4121
FAX 075-712-2-6885
フリーダイアル 0120-24-7373

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ABOUT THE AUTHOR

Shizu
帰らない京都観光客、こと、shizuです。

福岡県生まれ、京都在住20年。
15歳で初めて京都に来て以来、毎年京都を訪れるようになり、結局住みついてしまった京都中毒患者。
旅するように暮らしながら、日々観光客目線で京都の街を楽しんでいます。
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