小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

菓子工房 中にし 水無月

菓子工房 中にし 水無月

 

京都の夏の定番和菓子の一つ「水無月」。6月30日の夏越の祓(なごしのはらえ)に合わせて、厄除けや無病息災の願いを込めてこのお菓子を食べるという風習があります。

水無月は、桜餅や柏餅の時期が終わったころから店頭に並び始めます。
老舗の和菓子店はもちろん、スーパーでも売っています。本当におなじみの和菓子なんですね。

ういろうの上に小豆が乗った、シンプルなお菓子です。
形は必ず、直角二等辺三角形。
この形には魔除けや厄除けの意味があり、ういろうの白が氷の欠片を表現していて、小豆の赤い色には邪気を払う意味があると言われています。水無月を、一年の前半が終わる6月30日に食べることで、後半も元気に乗り切りたい、という願いが込められているのですね。

もちもちしたういろうの食感と、小豆そのものの味わいがマッチして、全体としてとっても上品な甘さです。
京都の生菓子としては、割と大き目の作りなのではないかと思います。
旧暦の6月30日というのは新暦では真夏(今年は8/21にあたる)。暑くて食欲が失せがちでも食べられるこのお菓子で、夏バテを防ごうとしたのでしょう。

紹介した 菓子工房 中にしさんの水無月は知人からの頂き物でしたが、伝統的な水無月そのものの、安心できる味でした。

基本的には、白いういろうに小豆、という組み合わせですが、ういろうが抹茶や黒糖のもので、小豆が鶯豆のバージョンもあります。
この時期、いろんなところで売っていると思うので、見かけたらぜひ一度、食べてみてくださいね。

<菓子工房 中にし >

〒615-8101 京都府京都市西京区川島東代町43−4
075-392-3228
食べログ
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260401/26016945/

ABOUT THE AUTHOR

Shizu
帰らない京都観光客、こと、shizuです。

福岡県生まれ、京都在住20年。
15歳で初めて京都に来て以来、毎年京都を訪れるようになり、結局住みついてしまった京都中毒患者。
旅するように暮らしながら、日々観光客目線で京都の街を楽しんでいます。
Return Top