小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

甘味おかめ「おはぎ」

甘味おかめ「おはぎ」

かつて私が新入社員だった時、先輩が仕事帰りに連れて行ってくれた甘味おかめ。
それからのおつきあいですから、かれこれ・・・かれこれ・・・?「長い」です。

店内は、仕事帰りのOLや、観劇やデパート帰りと思われるちょっとオシャレをしたご婦人方、スーツ姿の男性まで、いつもお客さんでいっぱいでしたが、混んでいるとわかっていてもついつい足が向いてしまうのでした。

創業は1947年。
私が当時通っていた東京駅そばの八重洲店はすでに閉店しており、現在は麹町本店・有楽町店・交通会館店の3店舗が営業中です。
駅前再開発により一時期閉店していた有楽町店は、10年前『有楽町イトシア』1階に再びオープンし、外には毎日長蛇の列ができています。

今回は麹町本店を訪ねます。

おかめ前の風景

皇居半蔵門のそばです

 

東京メトロ半蔵門線半蔵門駅から徒歩約5分。
国会議事堂や官庁街が近い都会の真ん中なのに、目の前の皇居のお濠端(おほりばた)は緑が豊か、春は桜が美しく、のんびりお散歩も気持ちがよさそうです。

おかめ麹町本店入口おかめ麹町本店民芸家具1

大きな書や民芸家具が目を引く、他の2店舗より少し広めの店内。

こぶしほどある大きな『おはぎ』は、おかめの看板商品。
定番の小豆・きなこ・胡麻の他に春季限定のさくらがあります。
私が伺った5月中旬は、さくらが終了した直後でした。残念。

北海道産中納言小豆を使った自家製粒あんで、きなこ・胡麻・さくらの中にもあんが入っています。
ふっくらした大きな粒は、あんこ好きにはたまりません。
お好みの味を2種類選んでご注文ください。(お持ち帰りは1個から可。)

甘味おかめ「おはぎ」

小豆と胡麻

 

注文が入ってから厨房で作られ、すぐに運ばれてきます。
できたてなので、もち米がふわふわモチモチで温かい。
温かいおはぎなんて、願ってもなかなか食べられないレア物です。
「食べるかい?」とおばあちゃんが台所から持ってきてくれるような、そんな感じがまたいいんですね。

力を入れなくてもスッと箸が通って、口に入れたらなくなってしまうくらいやわらか。
あんこが身になる(笑)、本当に幸せな瞬間です。
きなこや胡麻は香りが立ち、あんともとても相性がよいです。
胡麻はコクがあって主役級の旨さ。個人的におすすめです。

お土産用きなこ・胡麻おはぎには、別添できなこ・胡麻が入っているので、家でたっぷりかけて召し上がってください。
やわらかいので、潰れないように大切に抱えて帰りましょう。
注文したおはぎを食べきれない時は包んでくださるようなので(夏場はわかりません)、お店の方に一声かけてみてください。

都会のオアシスでたまには時間を忘れ、あんこを食べてひと休みしていきませんか?

 

【甘味おかめ 麹町店】
住       所:〒102-0083 千代田区麹町1-7 フェルテ麹町1F
電話番号:03-5275-5368
【有楽町店】
住       所:〒100-0006 千代田区有楽町2-7-1 イトシアプラザ1F
電話番号:03-3211-0585
【交通会館店】
住       所:〒100-0006 千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館B1F
電話番号:03-3216-6008
U R L:http://kanmi-okame.jp/

執  筆  者:加藤三和子

ABOUT THE AUTHOR

加藤三和子
私が物心ついた頃から、母は小豆を炊きぼた餅を作ってはご近所にふるまっていました。
それが私のあんこファンである原点です。
なかなか出かけられませんが国内散策が好きで、各地の和菓子を味わうことは楽しみのひとつです。
心和む和菓子の奥深い魅力をお届けできたら、と思っています。
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