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小豆好きはやはりダントツ日本人!?~姫路 小豆ミュージアム | Azuki - Red beans webmagazine

小豆と和菓子が主役のライフスタイルマガジン

小豆好きはやはりダントツ日本人!?~姫路 小豆ミュージアム

小豆好きはやはりダントツ日本人!?~姫路 小豆ミュージアム

美と食のライター岡田です。

ライター加藤も昨年2017年の10月にレポートいたしました姫路にある御座候の本社、
今回は私が「小豆ミュージアム」に行ってきました。

ライター加藤の「
あんこ好きもそうでない人も!「御座候」の工場見学が楽しい

すべてが「小豆」についてのミュージアム、心ときめかせて訪れました。
敷地入口からミュージアムまでは新緑もまぶしい美しい庭があり、鳥のさえずりが聞こえます。

エントランスをくぐると小豆の世界へトリップします。首に入館証を下げていざ、出発です。
ミュージアム内は撮影禁止なので画像はありませんが、正十二角形のミュージアムは
2階建てとなっており2階部分にはシアターや小豆レストランがあります。

身近な小豆食品の紹介からはじまり、北海道十勝での栽培について、世界の中の小豆とは、
小豆栽培の歴史とその種類、ルーツ、日本の四季と小豆食といろんな面から小豆を知ることができる
展示になっています。
館内は撮影できませんが、許可されているポイントもあります。
それは10倍の大きさに作られたエリモショウズの部屋で、建物中央2階まで「ジャックと豆の木」の
お話のように1階から2階に伸びています。
見上げる小豆の木は葉の裏、枝の様子などがじっくりと見ることができます。

世界には食用豆だけで70~80種類ありますが、小豆は中国、韓国、日本だけで食される非常にマイナーな豆です。
とりわけ日本においては、より気候にあったおいしい小豆が栽培され、菓子にする技術も発展してきたため、
品質がよく、独自の小豆文化が発展してきました

小豆を身近に感じている日本人の多くは、子供のころの思い出があるように思います。
祖母が作ってくれたおはぎ、父と食べたたい焼き、お祝い事の紅白饅頭…
そうして、思い出をつなぐことによって脈々と現代まで小豆は愛されてきているのではないでしょうか?

小豆ミュージアムは、現代の子供たちに小豆をルーツから行事まで解説し、和菓子作りのワークショップなども行うことによって
小豆を身近に親しみをもって感じられる仕組みになっています。

2階レストランでは、茹で小豆を普通の赤い小豆と白小豆で食べ比べるメニューや、小豆御膳のメニューが
ありました。白小豆も赤い小豆も味付けせず、添えられた塩でいただきます。
塩なしでも、どちらも渋みなくホクホクとおいしい、小豆でした。


隣接の店舗では注文を受けてから焼く、焼き立て御座候をいただけます。
お休みの日にでも、ぜひお子さんと一緒に小豆に親しんでください。
小豆を再発見しに訪れたいミユージアムでした。

小豆ミュージアム

〒670-8654
兵庫県姫路市阿保甲611番地の1 「御座候」本社
TEL 079-282-2380
HP http://www.gozasoro.co.jp/amuseum/index.html
開館時間 10:00~17:00(入館は16:00まで)
休館日  火曜日 年末年始と設備点検等の臨時休館
入館料  一般(高校生以上)1200円
小中学生      600円
2018年4月訪問時のデータです。
最新情報は上記ミュージアムのホームページでご確認ください。

ABOUT THE AUTHOR

岡田尚子
美と食のライター・料理人
おいしい!という笑顔のために、味だけでなく、
料理の演出も含めた提案が得意。
味覚が繊細な方向け定番レシピだけでなく、組み合わせにこだわらない
アレンジレシピへのチャレンジが好き。
和菓子は美につながる食として注目している。
料理人魂からおいしい和菓子店に出会うとまねて作りたくなり、また広めたくなる性分。
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